■ダンサー・イン・ザ・ダーク
ラース・フォン・トリア監督 ビョ−ク カトリ−ヌ・ドヌーブ
工場で働く目の不自由な貧しい主人公は、ミュージカルが唯一の楽しみ。
あこがれのダンサーの名前を父の名前に偽り、「父への仕送り」と言いながら、、
こっそり、息子の手術の為にコツコツとお金を貯める。<遺伝で、眼が悪い>
が・・・、ある日、そのお金が盗まれてしまう。
犯人は、大家で隣人の夫が妻の贅沢に金を苦心しての盗み。
・・そしてドラマは・・・・・・
ラスト、犯人にされた主人公をまっていた現実は・・・死刑だった。

ラストのシーン、ショキングです!!あまりにも、悲しい。
いたたまれない」度数100%で 
☆☆☆☆
  誰が悪いわけでもない。みんな適度に善人。
  犯人さえも・・・・。
  それでいて、悲劇的結末を迎えてしまう・・
  なさそうで、どこにでも起こり得る人の悲劇だ。
  どうしようない現実に努力を重ねるセルマ。
いたたまれないその現実の間にミュージカルが、夢と空想が入りこむ。
ラスト絞首刑台へ進む1歩1歩に、追いこめるように、入り込む唄・ミュージカルの演出・・・。

  セルマはひたむきだったが、初めから自分の中から出なかった。
  ハートを開かない・・ハートの眼も、開かなかったのだ・・・。
  おそらく、それはずーと昔、傷ついた頃からだろう。
  
  ずーと閉ざしたままだったセルマ
  ミュージカルに、夢の中に、生きていたセルマ・・・
  そして、ラストその「唄」と「踊り」が、絞首刑へ向かわせた・・。
 



■アメリカンビューティー
サム・メンデス監督 ケビン・スパペイシー アネット・へビング
共働きの夫婦。娘はむずかしいお年頃、主人公はリストラされるストレスサラリーマン。
すれ違う夫婦・・

ついは、娘の友達に興味をいだいてしまう主人公。
妻は浮気・・娘の彼は問題児・・・
家族の崩壊をシニカルにお笑いで描く。
現代のストレスがうまく描かれてます。
ラスト!!・・びっくり!
アカデミー賞5部門
<それほどの、名作か???不思議。>

ケビン・シペイシー「普通」でいいです
☆☆☆ 


バロウズの妻
監督 ノーマン・リーダス

酒とドラックに酔いながら、文学を愛する男・女、仲間達・・
ホモの友人の求愛に、鬱陶しさを感じた青年は、友人を殺してしまう。
2年の刑を終えて、仲間達はまた集まる・・・
実在の小説家の実話


ノーマン・リーダスが、美しいです・・・・泣くシーン、いい!!
ホモのベットシーンも自然でいいです。文学仲間達のせりふ、さすがにおしゃれ、インテリです。・
役者が、みんな美男・美女・映画の雰囲気好みなので
☆☆☆


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