◆マイ・ルーム
監督ジェリー・ザック レオナルド・デカプリオ ダオアン・キートン
不良息子をかかえ女で一つで疲れている姉、寝たのきりの父、叔母と暮らす妹.
妹の、病気をきっかけに、姉妹、家族が20年ぶりに再会する・・・
まづは、レオの「良さ」をはじめて実感!
この子、上手いね。
すごく綺麗で、人気の秘訣がこの作品でわかりました。
叔母さんと海、車ではしゃぐ姿が、2人とも、かわいい〜!
ありがちなシーンですが、しらじらしくなくて良かったです。
メルリー・スリープ、デニーロ・と、豪華キャストですが、
私のお気にいりはやっぱりダイアン・キートンだ〜。
カーニバルの彼氏の話しをするシーン、ダイアンが、可笑しい〜・・可愛い〜・・悲しい〜!
痴呆のおとうさんに、鏡ちらちらのシーン、悲しいけど、綺麗なんだ・・老人の「ニオイ」が伝わってきます・・
<亡き父を思いだしちゃった・・臭いまで・・>
これが、ラストシーンでまたまた気にいってます。
シンドイ生活描いてるんだけど、事実に誠実にサラリと書いて終わっているのが
よけに、悲しい気もしますが、幸せ感じたりもします・・・☆☆☆★
●光の旅人
イアン・ソフリート監督 ケビン・スペイシー ジェフ・ブリッジス
[自分は、火星人だ]と言う主人公と、あまりの正確な話に引き込まれてしまう精神科医.
病院の患者達まで、彼の話しに引き込まれ、そして「治る」人も出てきてしまう。
この、火星人とは・・・? そこには重い事件がからんでいた。
地味で落ち着いた映画です。独特の雰囲気があり、静かに引きこまれていく感じ.
ケビンの名演技は相変わらずだが、医者役のジェフ、この人この前、若き頃の「黒と白のナイフ」
を見たばかりなので、ちょっと新鮮だった。
二重になった顎も、加齢にダンディーでした<爆>
催眠療法の治療は、いかにもアメリカ風で、私はあまり好きでありませんが、
不自然でなくすべてを、まとまらせている作品かな?
ケビンまたまた好きになりました。
とにかく・・・落ち着いて、安心して見られた作品のです。
最近あんまりないから・・心じわっ!とくる映画・・・。
映画館まで行ってよかった!!
見ながら、思ったんだ・・・「私も火星人で、ここへは遊びにきてるだけ・・・」
そんな風の思ったら、すーーと、力が抜けた・・どうでもいいや。<爆>
「絆」って執着するものでもなく、大事に、楽しむものなんだな〜
悪循環は、宇宙で繰り返される、今ここで、進化・・変えなきゃ・・・。
火星人が言ってたな・・<爆> ☆☆☆☆
■インテリア
監督ウッディ・アレン ダイアン・キートン
混乱はゆるされない、調和・完璧を好む母。
その支配的・高慢さに.ついに離婚を要求する夫、当惑する3人の娘。
自殺する母・・。
面白い!と聞いて、ツタヤに行けば、なんとずーーと貸しだし中!これは意地でも見たい!
で、やっとレンタルしたですが・・・ウッデイにしては、ユーモアがなく超シリアス。
アメリカンサイコ風の若者が多いみたいに、この手の操作的な母親も多いと思う。
「悪気」ってのにまったく自覚ないから、打たれ弱いんだよね。
本気で夫とよりが戻ると、思っているのよね。
救われない奴だぁ・・・。自殺したってしょうがない。
いたたまれません。。。。この人ってば。
でも、なにも、死ぬこたないじゃん・・・? いや、ちがう。もう死ぬっきゃないでしょ!まじ。
海に入るとき、ほっ!としてしまった私。
だって、「あの母」が生きてるなんで、あまりに辛すぎる・・
あんなに、プライドが高いのに、・無視されちゃってみてられませんもん・・!
家にまで来ちゃって・・・あ〜!悲惨すぎる!!
私ね・・・むかーし、ふられた彼の幸せ家族の家に、しのびこむ夢をよく見たんだ。
そして、相手に気ずかれて・・・ぎゃ〜!! 穴があったら入りたい!!死にたい!で目がさめる<爆>
なんか、考えちゃった。。。。だから、死んで正解。<笑>
でもさ、夫はいいよ、逃げれば・・・他人だもん。
娘はさ、、母性愛で縛られてるから可愛そう。関係は断ち切れない。
なんせ自分はいい母だと思ってるから、子供も暗示にかけられてるようなもんで・・イイ娘やめられない。
子供こそ、母を憎む事も、離れることも<精神的に>許されず、苦悩するんだってばさ!
またこの人、子供に頼ってるんだよね・・・。それが当たり前と思ってる。母親だからって理由で<爆>超自己中・・。
題名の「インテリア」の意味が、ずしり重い・・恐い映画・・・☆☆☆★