ビューティフル・マインド
ロン・ハワード監督 ラッセル・クロウ
天才的数学者が、総合失調症にかかり、数十年苦しみながらも、
妻の愛に支えられ、更正・成功をおさめる・・実話。

いや〜・・・中盤、ネタばれ”した時は、「なんだよぅ〜!!タコ〜!!」
早送りしてやろうか・・と思いましたが・・
なんのなんの、後半から、ぐいぐい引き込まれました。
アメリカン・サイコ”みたいには、終わらいのよね〜・・。ほっ!よかった。

この、マインド”って言葉、日本語にすると難しいよね・・
でも、セリフの中にも、ハート”ってのが対象的に使われていたから、
やっぱり、心と、自我・・頭”考え”って事なんでしょうね〜
若いころの、ナッシュは、功名心と、自我に燃えている・・
この映画みると、いかに、マインド”に囚われることが、無意味で、恐ろしいことなのか、
痛感しますわ・・・。
考える”って、大事なことだけど、考えにのみこまれるって怖い・・
今の、アメリカの閉塞感・問題って、まさに、二言論やマインドにありで、
さすが、この映画が流行った理由がよく解かる・・。

実際、正常な私達でも、どれほど、妄想”とまでは、いかないまでも、
事実以外の、思いや、感情にふりまわされていることだろう・・・。

心配・思い込み・とり越し苦労・・
眼の前に、あるものに、気がつかなくなっていく・・
考えたって、なーーーんも、いいことないって・・きゃはは!
ノーベル賞の、天才だって、言ってましたね〜

「人生で、一番大切なことは、愛の方程式・・」


☆☆☆☆

DVDの、特典”は、なんと!全篇とうして、丁寧に監督が解説してくれてるんだけど・・
超長い!ありがたいやら、くどいたら・・・オイオイ
「ナッシュの視点から撮ってます・・・」これ、何十回聞いただろう・・<苦笑>
「ここに、いるのは、妻です」・・・・・「娘です」
エキストラに、家族つかって、その説明まで入っている・・<爆>
親切なのか・・なんなのか・・・とにかくおまけも、見ごたえあり・・。


ツイン・フォール・アイダホ

美しいシャムの双生児と、娼婦の恋・・・

ハロウィンの日なら、誰にも奇異の眼でみられないから、あそびに出る兄弟・・
哀しくもあるのだけど、面白い設定です・・。
後半になって切り離され、独立した片割れを追っていく中
見世物小屋で、働いていたことが、解かるのだけど、自然の風景が
前半の、謎めいたホテルの一室と対照的で、現実味を増し、明るくなるに反して
なぜか、哀しい、さつばつとした画面にみえる・・・。
娼婦は、スッピン・・かたぎの女になってるんだけど・・
この顔も、なぜか、さわやかと言うより、サツバツと見えてしまいす・・・??。
あの、ままの方が、よかったのか・・・

☆☆☆


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