オースティンパワー
マイク・マイヤーズ監督・主演  エリザベス・ハーレー
イギリスのスパイの、ドタバタお色気喜劇・・。

下ネタ嫌いなんだけど、マイク・マイヤーズの、はまりきった演技みてると
やっぱり、笑ってしまう・・・(^◇^)ケッケッケ...
気持ち悪くて・・・吐き気なんだけど・・・見てしまう・・(^◇^)ケッケッケ...

そして、
エリザベス・ハーレーんは、うっとり・・・世界最強の美女だと思うよ・・
しかも、
ロブ・ロウが、ウエスタン風の男で、なにげに出演してた!!
目が死んでいましたが・・。オーラのないただのロブでした・・。
でももう、お会いできたので、またまた満足

パワー・デラックスも、↑に同じ感想。
しかも、ミニ−ミーが、可愛い!!
ロブ・ロウは、「ナンバー2」の若い頃の役。
すさんだ彼は、見ていて、悲しい・・。
顔が死んでましたよ・・・でも、セリフ、出番は多くなってます。ε-(´▽`) ホッ

オースティン作品の魅力は、
あほくさい・・きもい・・・下品・・と思いつつ、見てしまうこと。(^◇^)ケッケッケ...
マイクのダンスに、不思議なリアクション。ぎゃははははははは _(__)ノ彡☆ばんばん!
いつのまにか、マイク・マイヤーの、ファンになってしまったσ(・・。)アタシ?・・・。
☆☆・・☆


ロック・ユー
監督  ボニ−・ベターニ
貴族にしか許されないスポーツに挑む、平民の主人公・・。身分を偽りながらも、全国制覇していく・・

時代劇なんだけど、クィーンやボウイの曲を使い、今風に、アプローチしている、今風史劇。
配役がすべて、適材適所で、見ていて気持ちがいい・・。
馬に乗って、剣で一発勝負の、スポーツで、単純なんだけど、
ラスト、身分がばれた処で、イギリスの王子が、公爵を与えるところは、涙もん・・(〒_〒)ウウウ
単に、なりあがり物語とも言えるんだけど、、ペテン師ポール・ベターニがいまく盛り上げている!!
彼は、必見!!衣装も、よし。脚本もよし。で、見ていて気持ちがよかです!

☆☆☆★


普通の人々
ロバート・レッドフォード監督 ドナルド・サザーランド
長男の、事故死で、揺れる家族。自殺未遂をして自分を責める次男、その次男を愛せない母親、苦悩する父・・

23年前に、観た映画・・。
「感動した!」ってのは、覚えてるんだけど、まったくストーリーは忘れていた・・
いったい、あの頃、σ(・・。)アタシ?は、この映画の何に感動したんだぁ〜??
入った映画館も、食べたパンまで、覚えてるのに・・・????(*⌒д⌒*)アハ
思い出せない・・・・

でもって〜・・アラタメテ、見てみると・・・。
全然、「普通の人々」でないこの家族・・・。
何年か前に、
「平気でウソをつく人々」って、本が売れたけど、そんなキャラの母親・・
アカデミー賞とってるだけあって、この時代の家族の象徴でも、あるかなぁ・・
最近のアカデミ作品「アメリカン・ビュティー」にも、似てるような・・「その時代のアメリカ家族像」
制作時、ちょうど、カウンセリングや、精神分析なんかが、あたりまえになりはじめたころだし、
そういう意味では、「自己探求」「内面へ向かう映画」の走りかな〜??とか。
とにかく、カウンセラーが、ストーリーの軸を握っていた。って感じでした。
次男が何をしゃべっているのか、気になって、カウセラーに会いに行く父親・・・
「<息子のことは、>個人のことですから、<僕に>は教えてくれないですよね・・・そうです。・・私は、自分のことを話しにきたのです・・」
といい、父も自分自身の問題に向かっていく・・。
結果、妻とわかれることに、なり、妻もまた、自分と向かいあうことになる・・

夫は、妻に「オマエも、カウンセラーに会え!」なんて言うんだけど、
妻は、「あんた、何よ、私は病気じゃないわ!」なんて一番病気のくせしに無視するのよね〜
でも、このカウンセラーは、この家族を救うことができたんだから、
「おお!カウンセラー!あっぱれ!!」っていいたくなるような、いいケース!・
なーーんて、心理かじってる私は、そんな観方になってしまうのだけど、
23年前、じゃりん子だった私は、そんなこと、解るわけないし・・何みてたんだか・・
不思議でした・・。
このテの、心理ものは、当時はめづらし映画だったと思うんだけど・・・ちがうかな・・・
ところで、この母親・・・「母親が息子を愛してないわけないでしょう!私が産んだのよ!」というセリフがあるんだけど、
そうなんだよね〜・・愛情持てない、親に限って、こーゆー一般論を引き合いにだすのだ。
そして、学校が悪い・・・とか、今度は誰かのせいにする・・。
まったく、自己欺瞞に満ちてるわけで、自己責任ってのが、まったくない!
自分と向かい合うのを、避けている。向かいあったら最後、自分自身が受け入れられない感情が見えちゃうから・・
そーゆー意味じゃあ、「普通の人」なのかもね・・
この映画、コアは、このバカな「母親」だと思うんだけど、<父親が主役って見方もある・・>
お気に入りの長男に、くらべて、次男を愛せない。しかも、長男は死んでしまった・・くやしい!と言う
否定的な感情を認めれば、あらためて、自分の中に、次男の事だって「それなり」に愛しているって事実に気づくのにな〜・・
子供を愛せない<自分>なんて、、プライドが許さないから、次男も、自分も見ようとせず逃げている・・
無視しているから、それが伝わって次男が苦悩する・・
気にいらなくても、そのままダイレクトに相手していれば、それなりに関係は上手くいくのにね・・
嫌い!と認めた瞬間、そうじゃないことに気づくことってあるんだよね・・・。
それが、正常な人間の優しさだと思うんだけど・・・・
この母、絶対、次男のとこ、愛してるのに・・って感じさせるのは、女優が上手いからかしらね??
いや〜でも、この母さん、生き生きとしてかっこいいけど、ほんとに、自分のことしか考えてないのかもしれない・・

「君は、自分を愛しているだけど・・」と夫に言われ・・
ラスト、振るえて、泣きそうになるシーンは、ぐぐ・・・っと来ました。きっと、
彼女は、夫に、印籠渡されて、自分が次男を愛せないことを診止め、クールダウンするのでしょう
母は、出ていき、父と次男が、家の前で、抱き合って泣く・・ここで、映画は、ラストなんだけど
その後この映画が続くなら、おそらくいつか家族3人、仲良く暮らす時がくると思うのです・・。
自己愛が強いから、立ち直りも、早いと思うのですよね・・(*⌒д⌒*)アハ
次男も、父も、優しいから・・きっと、みんなで、母さまを盛り上げたりして・・
帰っておいで〜!お母さん!なんちゃって・・
でもさ、やっぱり、ラストは、親子3人で、抱き合って終わってほしかったかも・・。

自己イメージが強い母親って、「暴力」だよね・・・子供はたまんない・・。
捨ててくれたほうが、どんなに、親切か・・。
その方が、子供は、自分を責めずに、母を責めるとこができるから・・。自分を責めるほど悲しいことはない・・
セリフも、象徴的でよかった・・・。
水泳クラブを退部した次男を嘆く母親に「僕が退部したのがいやなんじゃない!自分より、他人が先に知っているのが
ままは、いやなんだ!」「カーペットと、セーターの色にまで、気をつかう人」とか、やっぱ、主役は、この母なのよね〜・・・。

否定的な感情を自分で認められない人って、やたら前向きでかっこいい人多いけど、
私は、恐ろしくて、そばには、近寄りたくないです・・

☆☆☆★


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