灰の記憶
ティム・ブレイク・ネルソン監督  スティーブン・ブシェミ  デイビット・アークエット
公式サイト・
http://www.hai-kioku.jp/
アウシュビッツ収容所。「コマンド」と呼ばれる、優遇された囚人達がいた。
彼らは、延命と優遇の引き換えにユダヤ人虐殺の、手伝いをしていた・・。
しかし、いつか暴動を起こそうと計画していた矢先・・、
奇跡的にガス室で生き延びた少女を助けだすのだった・・。

ナチの虐殺だけでなく、同じユダヤ人達でありながら、虐殺に加担した「コマンド」の苦悩と、葛藤を描いた
ところが、一番の見所でしょう・・・。
人体実験に加担した、医師が、この作品の原作者でもあり、フィクションでない処も。
とにかくすごく
、リアルです・・・。すべてが・・・。
ブシェミは、もちろんのころ、ディビット・アークエットほか、役者が光ってます!
悲惨な話なわりには、わたし的にはすがしがしい感じすら受けました。
昨日、「太陽の雫」の感想で、「反抗しないのか・・」と、無知なこと書いたわたしですが、(・Θ・;)アセアセ…
なんだ、ちゃんと、暴動おこしたじゃん!!!ε-(´▽`) ホッ
なので、なんとも、嬉しい映画でもあります!!
収容所内の、緑の芝生がこれまたすがすがしく・・・ラスト「じゃあな・・」で、銃殺されるシーンは、
じつに、「すがすがしい」もんでした!人間として魂を、取り戻した・・そんな感じ・・
ラストのナレーションは、泣かされますよ〜〜ん。
か・・・か・・哀しい・・・。凍りつくほどに・・・。身体固まりました。
演出もばっちり!!!

奇跡的に、生き延びた少女を、救うと言う設定は、ナチの軍曹のセリフどうり、「センチメンタル」である感じもして
この後におよんで、身の危険を犯してまで、こんなことするか〜??なんて、ちょっと思いましたが、
なんせ、究極の状況、「魂を浄化するように・・」との、チラシコメントにもあるように、
「コマンド」であるがゆえに汚れた魂を浄化するために、人間は、ちゃんと、無意識に自分自身にバランスをとろうとして、
必然的にこーゆー行為<善行>に及ぶのだなと、
感動でもありました。まだまだ、人間捨てたもんじゃない!!
最後まで、、「少女は・・・」「少女は・・・」と、気にしていた囚人の姿が、印象的。

最近、コメントが長くなる傾向があるので、こへんで・・・ジャンジャン!!(*⌒д⌒*)アハ
しかし、同じ収容所ユダヤ人の部屋にあんなに、酒・タバコ・ご馳走・があるなんて・・
わたしなら、「コマンド」に、立候補するくちかも・・・・(・Θ・;)アセアセ…
☆☆☆☆


ドグマ
ケヴィン・スミス監督 マッド・ディモン ベン・アフレック アラン・リックマン
PRサイト・・・http://www.toho-a-park.com/video/new/dogma/d_index.html
神から天国を追放された堕天使コンビが、天国へ戻ろうとするお話。

はちゃめちゃ、ドタバタで、グロイくもあり、・・・・(*⌒д⌒*)アハ
アメリカでは上映禁止になったそうだ・・・。
ちなみに、ドグマとは、「宗教」「教義」とか言う意味です。
なんだか、アイデアだけで、押しきった!って感じで、やや強引、説明的すぎる
演出ですが、キャストが、好きな人2人も出てるし〜、シュミなアイデアなので、
でも、マッド・・・さえなかったな〜・・。ベンは、よかったけど。
甘いけど・・・・
☆☆★



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