世界の街角から プリモ!イタリア8日間

プリモ!イタリア8日間




2012年2月28日、イタリア8日間の旅に出発。いつものようにJTB旅物語主催のツアーだ。
成田を11:15出発のスイスエアLX161を利用してチューリッヒ経由でミラノミラノへ入る。機材はエアバスA340。めずらしく定刻にゲートからタキシング。順調に飛行を続けチューリッヒにはほぼ定刻に到着。



チューリッヒからはアルプスを越えてイタリアへ入り1時間たらずでミラノに到着。
ターンテーブルで荷物を待つが荷物だけ出てこない。もう一人のツアー客の荷物3人分が届いていないようだ。
さっそくバゲージクレームを申告。しかし楽天的なイタリア人の担当者は、次の便で来るだろうから待っていてくれと言う。まずスーツケースの形を申告する。色、形、メーカー名などの特徴を伝える。そして書類を作成し、どこかへ電話で問い合わせているようだ。
結局、次の便には届かなくいったんホテルへと向かった。21:30にミラノから到着便があるのでこれに入っているので空港へ取りにこいという。本来なら届けてくれるのだが、明日早朝出発になるのでこちらから取りにいかなくてはならない。さいわい空港近くのホテルだったのでたすかった。
最終的には3人分の荷物がすべてこの便で運び込まれてきて一安心。おかげでスイスエアのロゴ入り緊急用宿泊セットの入ったバッグをいただいた。簡単な洗面用具と下着が入っている。



2月29日、ミラノの観光が2時間30分。
今回のツアーは8日間で北イタリアからローマへ移動するため各場所ではそれほどの時間がとれないのが残念だった。ミラノではドゥオモ周辺の散策だった。お昼が自由食だったのでネットで調べておいた「リゾラ・デル・テローロ」でランチをとった。店内は地元のオフィスからのお客で満席状態となる。味はさすがにおいしい。価格もリーズナブルだった。



午後は159キロ走りヴェローナへと向かった。ジュリエッタの家、円形劇場、シニョリー広場を散策した。



3月1日、ヴェネチア観光だ。
宿泊ホテルは郊外だったので約30分かけてヴェネチアの船着き場へ向かった。ここからゴンドラの行き交う島までは中型船で渡る。
ヴェネチアではゴンドラで約30分間のクルーズ。そのあとサン・マルコ寺院、ドゥカーレ宮殿などを眺めながらサンマルコ広場周辺で自由昼食。この日はバールでイタリアンサンドとカプチーノを注文。
そのあと明日の観光場所のあるフィレンツェへと向かった。



3月2日、フィレンツェではウフィツィ美術館を見学。
現地ガイドさんが興味深い話をしてくれたおかげでとてもよく理解できた。ラファエロ、ミケランジェロなどの名画を鑑賞。ベッキオ橋は美術館の4階から眺められる。ここだけは窓越しにアルノ川の撮影が許可されている。



午後は自由行動なのでオプションのピサの斜塔ツアーに参加。バスで約1時間30分のところにあるので気軽に参加できる。洗礼堂、ドゥオモ、ピサの斜塔を見学。真っ青な空に白の斜塔、教会の建物が美しい。マジック写真でピサの斜塔を指や手でおさえているところを撮ろうとする若者グループが楽しんでいる。



3月3日、フィレンツェからローマへと移動。
途中の丘の上にある要塞都市オルビエートに立ち寄った。人口約2万人程度の小さな村だ。鉄道の駅からケーブルカーが出ていて、そこからバスで数分のところに街のドゥオモ広場がある。散策時間がたった20分しかないのが残念だ。JTB旅物語はもう少し参加者のためにゆとりのあるコースを考えてもらいたい。



ローマへは午後2時くらいに到着。遅めのランチをいただきバチカン市国へ。サンピエトロ寺院への入場はスムースに入館できてじっくり観ることができた。
そのあと、お決まりのスペイン広場、トレビの泉、コロッセオを見学。市内のレストランで夕食をとりホテルへは9時近くに入った。

3月4日、最終日は自由行動で オプションのナポリ・ポンペイツアーに参加。
ガイドさんの説明でイタリアの歴史を知ることができた。おまけにガイドさんが円形劇場跡でオペラの一部を歌ってくれた。マイクのない時代にあれだけの音響効果のある劇場をよくつくったものだと感心した。日本ではまだ弥生時代のころである。
極寒のイタリアツアーだと思って覚悟していたが、雨も降らずに気温もあたたかく、用意してきた防寒具はまったく使わずに楽しめた。





※ 下の写真をクリックすると動画を見ることができます。

ミラノ ピサ
ヴェローナ 小さな村オルビエート
水の都ヴェネツィア ローマ
フィレンツェ ポンペイ
   

 

 






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