MSXユーザーの見た2011年度のゲーム


新年あけましておめでとうございます。
今年は2013年ですが、2011年のゲームのお話です。
放置しすぎですねごめんなさい。

1位:LIMBO(Playdead)
対応機種:XBOX360/PS3/PC
発売日:2010年7月21日(XBOX360版)
プレイ時間:5時間

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ダウンロード専売コンテンツとしてXBOX360に登場し、絶大な支持を集めた「LIMBO」が2011年度のトップとなりました。モノクロで表現された繊細なグラフィック、主人公や登場する生き物の細やかな動き、適度に難しすぎない謎解き…ダウンロードコンテンツ特有のショボさは微塵も感じさせない作品でした。
容赦のない残酷表現がありますが、白黒の絵がスパっと首チョンパになるなど、気持ち悪さよりも笑いを誘ってしまうのも僕の中では高評価です。あら私、疲れているのかしら…。

全体のボリュームは5時間程度と少なめですが、密度は高いですよ。ややタイミングがシビアな場所がありますが、通して5ミス以内の実績を目指さない限りはクリアはノーヒントで行けると思います。

あまりの反響からか、2011年8月にはPS3版も登場しました。PC版もあるでよ。
左の画像はダウンロード専売コンテンツ3本を一つにまとめた「トリプルパック - Xbox LIVE アーケード コンピレーション -」。昨年の2位、「Trials HD」も入ってお得!

2位:HALO:Reach(BUNGIE)
対応機種:XBOX360
発売日:2010年9月15日
プレイ時間:20時間

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XBOX360専用で展開が続いている「HALO」シリーズの、「1」以前のストーリーとして存在した「惑星リーチの失陥」を描いた作品です。

まあ細かいことは割とどうでもいい!デキは大変よろしいです!
「3」でかなり増やしすぎて混乱気味だった武器が整理され(というか、後の新兵器がないのは昔の話だから当然なんだけど)、場所場所の武器の使い分けが重要になりました。
弾数がやや少なめな対物ライフル「DMR」と、エイリアン側の武器をうまく組み合わせて持ち歩くのが基本。1の頃から敵のシールドを敵の武器で剥いでから地球人の武器で攻撃…は割と有効だったのですが、特にreachでは意識して戦うとだいぶ有利になります。
全体の構成もHALOシリーズ特有の緊張感があって楽しめました。残念なのは最後がバッドエンドしかないことでしょうか。「失陥」なんだから仕方ないんだけど。

ソロレジェンドクリアの実績を取っちゃいました。
しかしBUNGIEは今回でHALOから手を引くそうで、2012年に出た「HALO4」はまだ手を出していません…。

ちなみに限定版がやたら余ってましたが、箱はカッコいいもののオマケの主体である設定資料はあまり面白くはないです。まあ、人気作の宿命で、後付け設定てんこもりですしね…。

3位:Gears of War 3(EPIC GAMES)
対応機種:XBOX360
発売日:2011年9月22日
プレイ時間:たくさん(忘れた)

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やっと2011年のソフトが出てきました(ダメじゃん)!

僕の中では鉄板のGears of War3。もちろん十分すぎる程に面白かったのですが、買ってきたその日にXBOX360のHDDがブッ壊れやがりまして、フリーズしまくりましてね…原因が分からずに苦労しましたよ。最後はHDDを外してUSBメモリにセーブして遊びつつHDDを修理に出す、という状況でどうにか遊べました。ゲームの出来と関係ないじゃんと言われればその通り。はっはっは。

シングルプレイを普通に遊ぶ限りはGear of Warらしさ全開で熱く、暑苦しく遊べます。マーカス役の廣田行生氏の軍曹ボイスも絶好調、もっと罵って!と思わず言いたくなろうというものです。2で匂わされていた父との話も完結します。

しかし最高難易度のInsaneは妙に簡単…。理由は簡単で、四人協力プレイができるように全編で味方が三人いて、これが結構強い。具体的には打たれ強い。なので、敵が出てくるところまで行ってから自分だけ引き返してコソコソ隠れる、という攻略にどうしてもなってしまいがち。そこでちょっと減点。

あと期待していた「Horde」モードがね、なんかみみっちい。これも心配していた「お買い物システム」の弊害かな。マップごとの出来不出来も結構あります。あと、DLCを別にしてもプレイヤーに選ばれにくいマップがあるのか、なかなかパブリックでは遊べないマップがあったり…。シルバーバックを買って使うと強すぎてヒマになる始末。まあ、それなりに楽しいけどね。2のHordeの緊張感が好きだったんだけど、さすがに2はもう遊んでる人がいません。ま、総合的にはお買い得です。

さて今年(2013年)はGoW版HALO:Reachとも言える前日憚モノ「GoW:Judgement」が発売予定!イヤな予感も最高潮!でも買うけどね!

4位:MEDAL OF HONOR(DICE)
対応機種:XBOX360/PS3/PC
発売日:2010年10月21日
プレイ時間:20時間

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一頃のFPS界をリードしながらも、今やすっかり「CALL OF DUTY」シリーズに押されまくりの「MEDAL OF HONOR」。今やすっかり迷走して「PACIFIC ASSAULT」とか「AIRBORNE」とか出してましたが、僕もスルーしていました。

で、「CALL OF DUTY」が4で現代戦に移行して大成功したのに触発されたのか、MOHも現代戦に参入!で、CODにやっぱり負けました…。とはいえ、デキは結構いいですよ。撃ち合いの感触の重さや、乾いた空気の風景など、部分的にはCODを上回ってもいます。全編を盛り上げようとして却って単調になってしまった「COD:MW3」より評価は高いです。

この作品、日本では話題にもなりませんでした。アフガニスタン戦という地味な題材だったせいでしょうか。アメリカではむしろ題材に対する記憶が生々しすぎて、ベトナム戦を扱ったCOD:Black OPS以上に拒否反応が強く出てしまい、悪い意味で話題になってしまいましたが。

ちなみに僕はシングルプレイしか基本的にやってません。マルチプレイは下手なので…。

5位:Fallout:NewVegas(Bethesda Softworks)
対応機種:XBOX360/PS3/PC
発売日:2010年11月4日
プレイ時間:50時間

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我がゲーム史上最もやり込んで、それでもあれもこれも見逃したという気分で一杯の変態ボリュームを誇る「Fallout3」。そのシステムを使ったゲームが再び出るとなればやらない訳には参りません。

と、いうわけでまずPS3版をやりました。いっぺんクリアした後に、DLCコンテンツ全部入りバージョンが出るというのは「3」の時にもありましたので、それを待ち構えてXBOX360版を購入。もちろんセーブデータの持ち越しなんかできませんから最初っからやり直し!バカですね!
そんな奇行に走る気になったのも、「ハードコアモード」の存在。水を飲まなくては喉が渇き、食べなくては飢え、寝なくては寝不足で死ぬ、というモードです。オプションでいつでもON/OFFできますが、ONを通してクリアすると実績がつくんですね…。PS3でオフにしてクリア、360でオンにしてクリア。めでたく実績「Hardcore」獲得です。慣れると水以外はほとんど管理が要らないので、言うほど大変でもありません。面倒だけど。

さて全体としては3ほどのボリュームは感じません。とは言っても、てんこもりには違いありませんが。
ルートによっていくつかのエンディングに分岐しますが、「イエスマン」のインパクトは吹き替えの質の高さもあって必見。

DLCは「Dead Money」の緊張感がハンパありません。長いしキツいしやり応え抜群。逆に「Old World Blues」や「Lonesome Road」はセリフが難解すぎるのと(翻訳が悪いのか、元のセリフが発狂してるのか分かりづらい)、戦闘がかなり単調なのでイマイチかも。

あ、そういや「Honest Hearts」をまだやってないや。クリアはしたんだけど、最初に出てくる重要人物をウッカリ殺してしまったので、ワケのわからないまま谷を一往復して終わってしまったんだよな…。

6位:レイトン教授と奇跡の仮面(レベルファイブ)
対応機種:3DS
発売日:2011年2月26日
プレイ時間:20時間

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ニンテンドー3DS!立体感は正直どーでもいいんですが、レイトン教授なので買いました。
で、3DSみたいな「立体」といういかにもなイロモノを売るためのタイトルとなると無理が来るんだろうなあ、と覚悟して買ったらほぼその通りでした。もっとも、町の中のタッチに必要な視線移動がちょっと面倒、という程度でしたが。

ストーリーは相変わらずしょっぱいですが、パズルゲームとしては面白いです。でもこれ、3DSでなくてもいいよなあ。分かってはいるけど。

余談ですが、3DSは内蔵の充電池がすぐ切れるのでその点が一番のマイナスでした。レベルファイブのせいじゃないけどさ。
そう言えば、震災の時にたまたま本ソフトと3DS持っておりました。ビジネスホテルの部屋を幸運にも取れたものの、テレビもつかないのでレイトン教授と一夜を共にしようと思ったら、アッと言う間に電池が切れて余計に寂しくなったのを覚えています。英国紳士は男の孤独を癒してくれない…。

7位:CALL OF DUTY:Modern Warfare3(Infinity ward)
対応機種:XBOX360/PS3/PC
発売日:2011年11月17日(字幕版)/2011年12月22日(吹き替え版)
プレイ時間:20時間

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FPS界のトップとも言えるタイトルなんですが、今回はちょっと評価が低めです。

・話が複雑になりすぎてよく分かんない。
・毎回のエピソードが常にクライマックスすぎて、却って緊張感がなくなる。

そんなところでしょうか。特に後者は「なんでアンタら毎回そんなピンチに陥って大立ち回りするのさ」と言いたくなるほど。
「そろそろ来るかなあ」と思ったころに危機がやってきて、もはやギャグに見えてきます。
世界的な評価はMEAL OF HONORより高いんですけども。

8位:エスカトス(Qute)
対応機種:XBOX360
発売日:2011年4月7日
プレイ時間:15時間

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XBOX360で家庭用オリジナルの縦スクロールシューティングゲーム!という挑戦的かつ地味なパッケージで出てきました。
面白いし、細やかな配慮もあってそれなりに楽しめるのですが…EASYでやっとクリアできる程度の腕です。NORMALですらクリアが見えません。
む、難しすぎる…。
もうちょっと難易度が低くてもいいんではないでしょうか。せっかく面白いのに。

今年(2013年)の2月14日には、同じスタッフによる「ギンガフォース」が発売予定です。予約済み。

9位:RAGE(id software)
対応機種:XBOX360/PS3/PC
発売日:2011年10月6日
プレイ時間:15時間

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海外版のパッケージには「DOOMやQUAKEのクリエイターが作った」とか書かれていましたが、国内版からは消えています。まあ、どーでもいいんですけどね。

各地の廃墟やら集落を巡ってお使いをするFPS…という感じでしょうか。
車に乗ったり、変なTVショーに出たりしたのをかすかに覚えているのですが、どうもいろんなFPSの寄せ集めに見えてなりません。
DOOMやQUAKEの…というのは、ジョン・カーマックのことですかね?技術的にも「メガテクスチャ」なるものを推していましたが、正直なところ渓谷のシーン以外ではいまいち効果を実感することもなく、最後はなんかHALOみたいなSFになって唐突に終わったような印象しか残っていません。

ちなみにXBOX360版はDVD3枚組でした。

10位:キャサリン(アトラス)
対応機種:XBOX360/PS3
発売日:2011年2月17日
プレイ時間:10時間

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落ちるブロック!走る羊!ヘンテコなビジュアルで僕のココロを鷲掴みにした後、あまりにもめんどくさいルールのせいで、僕のココロは羊と一緒に谷底に転落しました。
RAGEとは逆の意味で売り込みに成功したタイトルでしたなあ。

一見してシンプルそうに見えるものの、実態は地獄のごとき理不尽さと難しさを誇るパズル部分が何もかもを台無しにしています。
結局、最後のほうは運任せにブロックを捨てまくるという戦略も何もない行為に走りました…もう、クリアできる気は全くしません。

何度も心が折られそうになりつつも本来の恋人・Kで始まるキャサリンのほうと結婚したエンディングだけ見ました。それでもチャレンジングモードとかいうのが遊べないほどにハードルが高いです。

あと、パッケージがPS3とXBOX360で違うのもなかなかいいアイデアでしたが、PS3版のほうがいいですね。

11位:DUKE NUKEM FOREVER(2K GAMES)
対応機種:XBOX360/PS3
発売日:2011年6月(海外版)/2012年3月29日(日本版)
プレイ時間:20時間

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遂に出た!初代(正確には3作目)「DUKE NUKEM 3D」から…何年だ?

「3D」は別に3DSとかみたいに飛び出すという意味ではなく、1996年1月に出たので主観視点のFPSが珍しかったからまだそう名乗ってもギリギリ恥ずかしくなかったことに由来します。実はプレステ1版も凄い時期外れに国内で出ていたのですが、覚えている方はいらっしゃるでしょうか。

さて「3D」は当時としては成功し、割とすぐに「FOREVER」が予告されたのですが…トラブル続きで全然出ず、開発会社を点々としつつ長い年月が経ち、「出ないこと」が定番のギャグになるほどのタイトルになりました。


で、とうとううっかり発売にこぎつけたのですが…。なんか、このまま出ない方が良かったのかもしれません。
決して、悪いところばかりでもないんですが。あまり褒めるところがない、ビミョーなゲームです。いや、今時のゲームとして「走り回って敵の弾を避ける」とかいうのは逆に思いつきませんよ…。

ちなみに日本語版の発売は当初の予定からかなり遅れました。実は出ていないかと思ってましたよHAHAHA!

12位:アイドルマスター2(バンダイナムコゲームス)
対応機種:XBOX360/PS3
発売日:2011年2月24日
プレイ時間:10時間?

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XBOX360本体を買い直した際についてきました。

で、一応遊んだんですが…特定の対決で負けると夢オチになり、トレーニングで数字を上積みして再選し、勝つまでやらされます

こんなゲームあるか!ジュピターに勝てなくて8回くらい同じことの繰り返しになりました。
正直腹が立っただけでした。

最初から任意のキャラクターを歌って踊らせることのできるモードが見られるので、ゲームは着せ替えの衣装を手に入れる手段と割り切ればいいんじゃないでしょうか。

13位:L.A.ノワール(Team Bondi)
対応機種:XBOX360/PS3
発売日:2011年7月7日
プレイ時間:15時間

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期待の超大作として発売された「L.A.ノワール」。正直日本語版が出るとは思っていなかったので、大変嬉しかったのですが…。

これ、自力では解けません。

問題がウリの一つでもある尋問シーンで、証拠品を見せるのか強く出るのか、どちらが正解なのかはまず分からないというバクチゲームです。
推理に失敗しても先には進むのですが、唐突に上司に怒鳴られてその理由がサッパリ分からないという、理不尽なイジメに遭ったような気になるゲームです。

あとシナリオの終盤で突然主人公が不倫して妻に出て行かれた上、最後の最後では突然川に流されて死ぬなど、意味不明な展開が待ち受けています。ポカーン。

どうやらこれはタイトルの元ネタにもなっている「フィルム・ノワール」(ある時期流行した、陰気臭い映画の総称)のお約束を踏襲したものだったようなのです。自分の操作しているプレイヤーが知らない内に不倫していたという展開は、FF8で「俺はノリアが好きなんだ!」と、主人公スコールが言ったときと同じくらいの衝撃でした。いやもうそれはゲームじゃないところでやってくれ、お前ら。

あと豆知識ですが、銃の弾丸は無制限です。
暗いところで通路が見づらい時は拳銃を撃ちまくって明かりにできます
これに気づかずにかなりの時間迷いました。なんだそりゃ!

総評

はい、2011年度はなんか下の方に行くに従ってビミョーなゲームが増えた感じでした。
1〜5位は期待通りに面白かったものの、勇気を出して買ったゲームがだいたい砕け散っています。
挑戦の年だった、ということで!報われていないけど。

ま、こういう年もありますよね!来年もよろしく!ていうか今年はもう2013年だけど!

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