過去日記1…(2005/01/29、重複していた場所を削除)
2004/4/20 ゲームリーダー続報
ひょんなことから増えてしまったゲームリーダーですが、USBケーブルを買い忘れてしまって未だに同時接続はできておりません。こうなったら一台ヤフーオークションで売り飛ばすか!と思いましたが(ウソ)案外ショボい値段でしか売れないようなのです(ホント)。こういうのはプレミア価格になりそうでならないんですな。趣味性が強すぎるアイテムだと高値を期待して買うのは逆効果ってことですか。
ところでゲームリーダーの予備分の販売が行われています。50台分の予備を販売しています。送料込みで13,925円と前と変わらない価格です。さて注目したいのは「この商品を買った人はこんな商品も買っています」に出てくるリスト。Amazonなんかでも同様の項目を見ることができます。一昨年の「MSXマガジン永久保存版」はなぜか「野望の王国−完全版−」と一緒によく売れていて関係者を無意味に不安に陥れていたのを思い出します。
さあ、ゲームリーダーと一緒に売れているのはどんなものなのか。これによってコアなMSXユーザーの実態が明らかに!
「USBマイナスイオン発生器・村雨」…USB電源でマイナスイオンが!きっと冗談アイテムです。
「TECH GIAN」…エロPCゲーム雑誌。2冊ランクイン。それぞれCD−ROM3枚つき。
「RPGツクール2000/2003」・・・2000年版の廉価版と2003年版。
「マイクロソフトテクノロジー エンサイクロペディア」…MSDNの技術資料です。高め。
「LindowsOS 4.0」…WindowsもどきのLinux。結構高く、OEM版のWindowsとあまり価格が変わりません。
「ネットワークメディアプレイヤー」…PCの音楽/動画データをTVで再生可能。DivXなどにも対応。
「SVC CHAOS SNK vs CAPCOM BATTLE INSTINCT」…格闘ゲームの攻略本。DVDつき。
強引に考えてみると、
「仕事上必要なのでWindowsは使っているが、あまり好きではない(でも自力の構築は心配な)のでLindowsに手を出してしまう、ややヒネクレタイプ。映画も素直にPCか、最初からTVで見ればいいものをわざわざネットワークメディアプレイヤーを買ってPCからTVの大画面に映し出し、無意味な構築を楽しんで一人悦に浸る。エロゲーと格闘ゲームが好きで、いつか自分でRPGを作ろうと思いつつ結局ツールに頼り、しかも使いこなせないので古い方も買ってしまう。さらに疲れた自分を癒すのにUSBマイナスイオン発生器に頼ってしまう」
ああ!これじゃ「MSXユーザーって社会的にダメ」みたいじゃないか!しかしあまり否定する材料もないぞ!僕もやっぱりダメなのか?うわーん!
まあ半分は冗談なので気にしないで下さい。ただ気になるのは、アスキーストアの商品のどれをクリックしても「この商品は〜」のところに「TECH GIAN」が入ってくるような気がします。それも妙に古い「2003年8月号」が…。そんなにアスキーストアは古いエロ本がよく売れるんでしょうか。
2004/4/16 ”げーむりーだー”がふえました
けさおきたら、”げーむりーだー”がなぜかふたつになっていました。
とおくのほうで「これで”さらまんだ”をとくのだ」というこえがきこえたようなきがしましたが、きのせいだとおもいたいです。もうぼくにはとけません。
二つになってしまった理由はさておき、4000個弱を売ったゲームリーダーというやつは、近年のパソコンパーツとして見た場合はむしろヒット商品と言えるそうです。これだけ出回っているパソコンの世界でも、単一モデルで3000という数はなかなか出ないものなのだとか…。
MSXだから売れた、というのはなんとも皮肉な気がしますが、確かに単価13,000円ってのはちょっと高級なビデオボード並みの価格です。中古のMSX買った方が安いとも言えます。
本当の贅沢とはこういうことなのでしょうか。あまり豊かになった気はしませんが。
2004/4/10 ファンタシースターオンラインBB
Windows版「ファンタシースターオンラインBlueBurst」のβテスト用CDがたまたま手に入ったので、遊んでみました。
初日からID登録がうまくいかず、トラブルになってログイン方法が緊急に変わったりしてましたが、何があったのでしょうか。
…1時間くらいやってみましたが、3Dにアタマがついていかず非常に肩が凝ります。ドリームキャストの時もそうでしたが、3D酔いしない私でもこのゲームは辛いです。操作系のせいか絵のせいかはよくわかりませんが…。うー疲れた、はやく寝よう。
2004/4/6 玄箱接近遭遇
パソコンのパーツはいろんなメーカーが出していますが、極端なところでは「玄人志向」っちゅうベンダーがあります。「掟と心得」を読むと分かりますが、サポート一切なし、初期不良や修理は販売店でだけ対応、分からない時はBBSで誰かに聞いてねと突き放しています。ただし安い。
しかし今日びのパソコンなんてどこもサポートなんてやってんだかやってないんだか分からないという気もしますので、バクチ率の高いグラフィックボードなどでは人気があるようです。
さてそんな玄人志向の製品のなかでもとりわけ難しいものを買ってしまいました。「玄箱」です。これはNAS(ネットワークディスク)を安価に構築できるというものです。ハードディスクは別売りなので、分解して仕込む必要があります。
こんなもん秋葉原でしか出回らないかと思っていたら意外にも新宿のビックカメラに入荷していたので、しばし考えた後に買ってしまいました。噂には聞いてましたがえらい製品です。背面には「株式会社メルコ」と書いてあります。そう、これは色こそ違えどメルコのHD−HLANシリーズのHDDなし版というわけです。
製品だと120Gからしかありませんが、そんなに必要ないので40GのHDDで軽く運用してみようと思います。
内部ではLinuxが動いているそうなので、詳しい人ならいろんなことができるらしいですがチキンな僕は単なるNASとして慎ましく使います。
2004/4/4 帰って来たライフボート
「ライフボート」という会社を覚えているだろうか。
一部のMSXフリークなら「α−FORTRAN」「α−PASCAL」などの言語パッケージを出していた会社と言えば分かると思う。
ライフボートは言語パッケージばっかり出していたせいでMSX的にはあまり縁のない人も多かったろうが、MSXマガジンの広告などではひときわ異彩を放っている会社だった。
α−FORTRANのパッケージ。「α」の部分は金の箔押しなのでスキャンが変なのはご容赦を。定価19,800円。
シリーズ全部がこのデザインで、パッケージ裏を見るとFORTRAN、PASCAL、C、COBOLまでは発売中。さらにFORTH、LISP、APL(何コレ?)といった言語までMSX版が発売予定となっている。
中身は海外で開発されたCP/M用のソフトに日本語マニュアルをつけたもの。
(型番がHBJ−S052Dとあるので、ソニーが販売していたらしい)
さてのこのライフボート、実は今もある。というか、正確には近年になって復活したらしいのだ。
株式会社ライフボート
この会社のホームページの現在のロゴがこれ。
で、上のα−FORTRANのパッケージ右下隅のロゴがこれ。
ほとんど同じ。会社も同じと見て間違いないだろう。
で、何が言いたかったかと言うと、今のライフボートの「会社概要」の文章がなんともヘンなのだ。
今から20年以上前のPC市場創世記に、LIFEBOAT(救命艇)という名のひときわ異彩を放つ会社がありました。
このLIFEBOATという小さな船は、当時のMS-DOSが主流であったPC市場において「ソフトウェア開発者の救命艇でありたい」というコンセプトで多様な開発ツールをパッケージ製品として市場に提供してきました。
それから年月が流れPC市場も大きく成長し、そして多様化していますがこの変化した市場に対して、新たに「PCユーザの救命艇」というコンセプトをもとに、かつてのLIFEBOATのクルー達が再集結して新生ライフボートが誕生いたしました。
いきなり自分で「異彩を放つ会社」と断言している。確かに放ってたけど。「かつてのクルーが再集結」というだけでは、会社の概要になっていないような…。
過去の言語パッケージについてはいまさらどうこう言うこともないけれど、この「カチャッとUSBパソコンロック」が大変気になっている。USB機器ならなんでもロックの鍵にできるので、MSXゲームリーダーがないと使えないパソコンなんてのも実現可能!(ホント)
ともかくも、たまたま気になった製品のメーカーを見ていたら、ムム?と気付いたというお話である。
それにしてもなんでわざわざ再集結したんだろう。製品よりも、そこのところの経緯を聞いてみたい。