過去日記4

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2004/10/25 風邪週間

風邪を引きずってしまい、土日を2回越えてもまだ体はダルいし頭も痛いです。お医者で出して貰った3種類の薬のうち、トランサミンとサワシリンのカプセルを飲むと体がやたらに重くなり、寝返りを打つのもメンドーくさくなってしまいます。こんな体験は初めてですよ。飲まない方がいいのかも知れないと思うようになってきました…。

遊びに来た友達が「マツケンサンバII」のCDを貸してくれました。DVDがついて1980円、うーん安い…。こんな値段で作れるんですねえ。

2004/10/19 ヤフオクで

いろいろ不要品を売り払いました。やあスッキリ。ただ一つの難点が、お金を振り込まれるところまでは楽しいけど、最後の発送が面倒なんですよね(当たり前だ)。

意外なものが意外な値で売れたりするのは楽しい、というより心がすさんでいくのが分かるのでそろそろ打ち止めにしようかと思います。

2004/10/16 ご主人様の…

日本が世界に誇れる文化とは「カラオケ」と「コスプレ」だけである、と誰かが言ってましたが、後者は一般の人々の知らないところでいろいろな進化を遂げています。例えば

メイド服のキャンディフルーツ

メイド服専門店です。通販専門かと思いきや、完全予約制のショールームまであります。あくまで着る人(=女性)向けにこれだけ本格的ですと、一着あたりのお値段もハンパじゃありません。安いのでも2万円。高いのは6万円。実用性皆無の世界に突っ込む額としてはいささか高すぎなのではと思います。

まあそういう人もいる、ということは分かるのですが、今回の問題は「小物」のコーナー。
究極のワケのわからなさを誇るのが

ご主人様の鞄

よく、お医者さんが往診で持っている!
あのデザインの鞄です。


往診するお医者さん自体をそんなに見ないと思います。

使いやすい鞄です
A4ノートパソコンも入ります


パソコンが入るなんてことは問題じゃないと思います。

21,000円という価格は分からんでもないのですが、「女性向けのメイド服屋でのサブアイテム」と考えると極めて奇妙なモノとなります。メイド服を自分のために買う、という人向けのサイトでこのカバンは誰が誰の為に買うのでしょうか。メイド服を着たい女性が演出用に「ご主人様の鞄」を買う…のでしょうか?

2004/10/11 コナミの野望?

マイクロソフトのメディアプレイヤーにはCDを挿入すると自動的にCDを判別してタイトルを表示してくれる機能がある。実際にはインターネットのデータベースから引いてくるのであるが、その名前で録音もできるのでスボラな私にとっては大変便利である。

ところが引っ越してからなぜかこの機能が使えなくなってしまったことがあった。接続設定やオプションをいろいろいじっても出てこない。いろいろ調べた末にやっと分かったのが、コナミのCDに限ってタイトルの検索機能が使えなくなっていた、ということなのであった!調べるのに使っていたのがソリッドスネーク(MSX版)のCDで、前はきちんと検索できていたので気づかなかったのだ。

MSX関係ばかりでアレだが、「パーフェクトセレクション・スナッチャー&SDスナッチャー」は出ないのに「サーク全曲集」や「提督の決断」、「幻影都市」のCDだと出たのでようやく気がついた。コナミは一体何をしようとしているのだろうか。単に不便なだけなんだが。

しかしこのタイトル検索も弱点があり、マイナーなCDだとタイトル検索が出来なかったり冒頭の数曲分しか出なかったりする。なぜか全然違うタイトルのCDが出てくることもある。仕組みは謎だがユーザー入力のデータベースも使用しているようで、「サークII&FRAY」や「アークスII」は最初の数曲しか登録されていない(しかも間違ってる)。最初の数曲、というのはどうやら入れる人が途中で飽きたらしい。このデータベースにはどうやって登録するのであろうか。とりあえずサークII&FRAYについてはきちんと入れてみたが、他のパソコンだと出てこない。謎だ。

2004/10/11(2) マツケンサンバII

友人に誘われて、「暴れん坊将軍」の舞台を新宿コマ劇場に見に行って参りました。こちらは全員20代、周りはほとんど50代…。さすがはオバサマのファンを掴んでいる松平健(=上様)。もっとも氷川きよしの時はもっともっとオバサマたちで混雑していたとのことなので、初心者の私には導入として適当だったのだと思います。

こちらはコマ劇場が回り舞台だからコマ劇場、ということすら行くまで知らなかったドシロウトでありますから、ロビーや食堂に漂う年代モノテイストに頭がクラクラするばかりです。今となっては高いとは言えない私の身長(176cm)でも気をつけないと頭をぶつけそうになる箇所が多いのに注意書き一つないところが客層を無言のうちに物語っています。


さて舞台はさすが「暴れん坊将軍」だけあって別にハラハラもドキドキしない、良く言って「安心して見られる」逆さにすれば「話のスジは割とどうでもいい」ものです。上様のカッコイイ姿がメインディッシュであり、お話も舞台設定も全てその引き立て役。ストーリー仕立ての舞台の後に出てくる「マツケンサンバII」も楽しければそれで良し!てなノリがムンムンしております。全員がキラキラ光るスパンコールの固まりのような着物を着て踊る様は外国人に見せたら卒倒するんじゃないかと思うほどハジけておりました。気を抜けばなかなか楽しくて良かったと思います。最後の挨拶では上様も声がすっかり涸れていながらファンサービスにも気を配り、プロっぷりを見せておりました。ちなみにサンバ時の上様の着物は重さ5kgにもなるとか…。

知らない方向けに、マツケンサンバIIを試聴できるサイトはここ。暴れん坊将軍くらいしか知らない人はちょっと覚悟を持って見た方がよいかと思います。

2004/10/11(3) そんなの嫌に決まっているぞ

一部で話題を撒いているセガの新作ゲーム「君のためなら死ねる」。どうしても「君は人のために死ねるか」を思い出しますが、かつてMSX・FANの「おはなしこんにちわっ」のパーソナリティ・バボが「そんなの嫌に決まっているぞ」と鮮やかに返していたのも思い出して、しょーもない事に脳細胞を使ってしまっている自分をちょっと後悔してしまいます。


さてニンテンドーDS用の本作はあまりにあまりなタイトルのためにできるだけ見ないようにしておりました。この手の新ハード立ち上げ時の新作にありがちな、タイトルウケだけで終わるような雰囲気がムンムンしていたためです。「ああ誰なんだこんなゲームを作った人は、顔を見たらちょっと後悔しちゃうかも」てな感じです。

ところが偶然というか何というか、知り合いの親戚がディレクターをやっていると言うではあーりませんか。ゲヒョー。なんですか「タッチパッドに息を吹きかける」って!仕方がないので意を決してインタビューも読みました。苦労のせいか、Y永さん痩せてますね。

でもニンテンドーDSともども欲しくなるか、というとちょっと微妙…。

2004/10/10 MSX関連品売り出し(無関係なのもあり)

事情によりMSXのモノをいろいろと売りに出します。例によってヤフオクです。興味のある方はこちら(終了しました)。GT本体もあるでよ。

2004/10/6 XP SP2

DOOM3をクリアしたので入れてみました。(適当)

なんかいちいち警告が入ってウザいかも!でもポップアップブロックは便利かも!OutlookExpressの文字の大きさが変わるのはナーゼ?など、初日だけに適当な感想しか返せません。ただCD−ROMで無償配布しているというSP2は秋葉原に行っても見かけないのはなぜでしょうか。郵便局でも配るといいますが、郵便局の開いてる時間になんか行けないヨ!

と思いつつこのページをアップロードしようとしたらまたも警告が!うっとーしいですね。確かにセキュリティは向上するんでしょうけど、理屈の分からない人がみたら発狂するんじゃないでしょうか。

2004/10/5 DOOM3クリア

終わった!長かったよ…。買ったのが8月の始め、途中引っ越しでブランクが開いたとはいえ1カ月以上かかっております。ちなみによく落ちていたのは再インストール時にグラフィックドライバを非正式版(DOOM3用チューン版)のみインストールしていたためで、正式版に変えたら治りました。

さて全体の感想。

長い。単調。ラスボスのサイバーデーモン様も弱くて拍子抜け。

よく言われているように、基地のグラフィックが似たりよったりなので後半までずーっと同じノリの背景を見続けることになります。終盤になってようやく雰囲気の違うマップになりますが、全体からするとわずかの量で終わってしまいます。遺跡はなかなか良かったのになあ。

そして敵の動きが単調。チキンなので下から二番目の難易度でやってましたが、「ある地点に移動すると敵が突然わいて出る」というのがえんえんと続くためイマイチ戦略性がありません。前作のDOOMだと敵がこちらに気がつかずに大量にウロウロしている局面などがあり、群れのどこから攻撃するかを考えたりできたのですが…「3」では出現した瞬間にこちらにドンドン向かってくるので、「とりあえず敵のいない所まで後退」→「突っ込んでくる敵を遠くから撃退」というルーチンワークになってしまいます。通路が狭いから、避けながらテクニックで応戦することもできません。

グラフィックの作り込みと雰囲気は非常によくできていると思うのですが、ゲームとしてはイマイチでした。ソウルキューブを手に入れた後は(体力回復が任意でできるため)むしろ序盤より楽になってしまうのもイマイチです。終盤はとっとと開放されたい気分でいっぱいでした。

メーカーは「バイオハザード」の影響を語っていましたが、他に「サイレントヒル」あたりの影響も受けているような受けていないような。

2004/10/4 真怨霊戦記ゲット

ついに!幻の「真怨霊戦記」Win95版を手に入れました。秋葉原をブラブラしていたら500円でジャンク箱の中に…ああ、ありがたやありがたや。

パッケージがそっくりなPCエンジン版もありこちらは比較的よく見かけますが、まるっきり別物です。ソフトスタジオWINGファンクラブ作品紹介くらいしか情報もなく、入手は絶望かと考えておりました。

もっとも中身のほうはまだほとんど手つかずだったりします。新しいマシンだと動かないので、古いPCを掘り出してこないと…。それに幻というだけで別にデキがいいわけではないそ(以下禁句)


ちなみに死んでも欲しい!という方は発売元のフジコムで通販もしていますけど当然定価です。それよりもちゃんと通販やってるんでしょうか?この「真怨霊戦記」の後のサウンドアイ第二弾「ジュリアン」以降さっぱり出ていないくせに未だに「今後も続々と出していく予定です」とか書いてあったりするし。

あとついでに書いとくと、紙マニュアルがないのは仕様だそうです。


2004/10/3 部屋掃除

引っ越し先はどういうわけかやたらにホコリがたまります。理由はよく分かりませんが、すっかり掃除機とお友達です。MSXより触る頻度が高い!というかMSXに触ってない!このままではいけないのですが、明日は網戸の張り替えです(なぜ)。

あとPCの調子が悪いので再インストールしたらDOOM3がやたらと落ちるようになりました。パッチ当てても改善せず。どーにもつまんないのでもう辞めるか?

2004/9/26 日本未来科学館

友達に誘われて行ってきました。

なんちゅーか、つまんなかったです。

横浜こども科学館のほうが面白かったなあ。それはもしかして僕がコドモだからでしょうか?

2004/9/18 引っ越しとネットと無線LAN

ようやく引っ越しも一段落。しかし無線LANの設定は機器の組み合わせが難しい。通信そのものはWiFiで認証されていても、HUB経由で複数の機器を繋いでいると同時に通信できないとか(片方でネットゲームしていると他の通信が止まってしまう)、機器やPCカードの微妙な違いで通信距離に違いが出たりわずかな切れができてしまったりで、「CALL OF DUTY」のマルチプレイ快適に遊びつつ他の人のネット通信もきちんと確保する、というのは限られた予算の中では考えるだけでイヤになってしまう。もうイヤになりました。有線LANは早くて切れなくて安くて偉大だ。何がワイヤレスだ、ケーブル接続バンザーイ!(やけくそ)

無線LANに限らずパソコンを買う、というのはこの「無限の組み合わせ」と「要望通りのものかは買って動かしてみるまで分からない」と「その時々で値段が変わりまくる(秋葉原みたいなところで買う場合に限るが)」という要素のせいで、似たような構成であっても毎回見積もりのやり直しである。これではハンカチを噛みながら「もうこんな生活イヤッ!」と言いたくもなります。

ソフト面でもWindowsMessengerが起動しているとプリントサーバへの通信を妨害するわオプションで起動をOFFにしてもゾンビのごとく蘇って起動するからとうとうレジストリに手を出すハメになるわ、自宅のLAN環境にしてこれであるからして、もし他の人に「夕飯おごるから無線LAN機器の選定と設置をやってくれない?」とにこやかに言われたら「朝飯と昼飯もつけたら考えてやるぜ」くらい言ってもバチは当たらないでしょう。


とか言ってたら実家の母から「プリンタがうーごーかーなーいー」とのヘルプコール。「はいはい今度帰ったら直すからね」と言いつつ、そんなプリンタは山に捨ててきて欲しいというのが本心でありました。口に出さないのがせめてもの親孝行…。アタシ、都会の風ですさんでしまったのかしら。

2004/9/15 一応復活。とりあえずタイトルのみ更新。


2004/8/26 お引っ越しのためお休みします

しばらく更新をお休みします。近頃むやみにここの更新頻度が上がっていたのは部屋の片づけの現実逃避であったりします。いけませんね。まだ完全に片づいてないのですが、いい加減パソコンはしまわないと…。

ちなみに転居先でのADSLの開通が契約時には9月のアタマとか言ってたのに中頃になってしまうそうです。そういやプロバイダも変わるのでこのページもまた移転かもしれません。MSXのページ作る所じゃなくなってしまい、すみませんでした。


さてこんなページに書いてあることでも参考にされたり引用してくれたり批判されたりいろいろありますが、こないだのSuicaの話で「タッチ1秒」を最近見かけるようになったとか書いた件。ふるさんの日記(2004/8/18分)で指摘されて調べたら確かに少なくとも2年前、実用化の当初からちゃんとあったようです。ますますボンクラに拍車がかかったようでガックリきました。こうやってトシを取るのかのォ。ちなみにSuicaはその後快調に動いています。Suicaの汚名は僕の中で晴れました(勝手に濡れ衣を着せたクセに)。


DOOM3はまだまだ続くそうです。まだ3割は残っているらしい。ぐはー。もう終わらないかも。

2004/8/24 その後のDOOM3

散々試行錯誤して「HELL」のボスを倒した!と思ったらまだ続きがありました。せっかく雰囲気が「地獄めぐり」風のイイ感じに変わったのに、また陰気臭いデルタ・ラボに戻されて参りました。どこまで続くんだろう。

痛いのは、タマをケチりにケチってほとんど残弾数MAXにした途端にHELLに入り、丸裸になったことでしょうか。ゾンビにショットガンやマシンガンを惜しんで一々ピストルに持ち替えていた僕の苦労は!こんなことならもっと景気よくブッ放しておけば良かった…。弾はバンバン使いましょう。

ちなみにHELLのボスは普通に撃ち込んでも倒せません。周りに浮いている照明担当(仮名)を全部打ち落とすと、青い光を出して怒ります(そしてまた照明担当を数匹放つ)。その青く光っている所を撃つと始めてダメージを与えられる、という仕組みだったようです。


そして死ぬほどどうでもいいんですが、DOOM3でチェーンガンを使うたびにどうしても「英雄伝説VI」のティータが使う「カノンインパルス」を思い出してしまいます。銃本体の挙動はもちろん、タイミングとかソックリです。レブナントあたりに「おじいちゃんを返せー!」とか言いながら撃つと盛り上がります(ウソ)。ちなみにDOOM3の主人公(名無し)の画像はこちら

2004/8/22 消防署長&所員の本

前にブックオフで見つけた本、「ファイヤー・シミュレーション・ブック 病院火災」。

全国加除法令出版というカタめとおぼしき出版社から出ていた本。左上に「防災管理者講習副読本」と書いてある通り、極めてマジメな内容である。ただちょっと変わっていて、80年代中頃にちょっと流行ったゲームブック形式を取っている。この本も昭和62年(1987年)の出版なので、まさにブームまっさかりの頃のもの。

さて、普通の本とゲームブックの違いは、「選択肢があって分岐する」という点に尽きる。と言ってもこの本はいわゆるゲームブックと違って本当の防災管理者向けのものなので、何ヶ所か正しい選択かどうかの採点をしてくれる程度であり、ゲームとしての面白さを目指したものではない。

内容も消防署長がメインで書いているだけあってごくごくマジメなのだが、一応架空のストーリーがある。そして、全編に挿絵が入りまくっている。この表紙の何か妙な劇画調の絵に一目惚れして買った本だが、中身もこの絵がギッシリなのだ。

ちなみにストーリーは火災の起きた病院で、職員が安全を確保しつつ患者を避難させる…というものだが、さすがは消防署長、展開は物凄くハードである。選択によっては老人患者がバタバタ死んでいき、挙げ句の果てに「刑事責任も免れ得ない」なんて言われてしまう。

そこにいちいちこんな絵が入るのだ。ヒイィ怖い!これはヒロイン(と書いてある)の山本看護婦の雄姿である。

なかなか勉強になるが、実際の消防士の人によると消防法の改正などで今はもう使えない内容もあるとのこと。もっとも火災に際しての心構えなどは今も昔も変わらないから、もしかしたら役に立つかもしれない。


さてこの本の面白さは、著者お二方の経歴である。森本氏は消防署長、岡本氏は消防署員とある。あれ、じゃあ挿絵を描いたのは?と思ってカバーの見返しをめくると「表紙絵 岡本晃一」とある。まさか署員に絵を描かせたのか?!

それにしてもえらく達者な絵である。絵柄は古くさく(当時としてどうかは分からないけど)女性陣もコワモテ揃いなものの、線がとても綺麗だ。何より内容とマッチして火災の怖さ倍増の効果を上げている。こんな絵を描ける人を(消防署から)見つけたのは凄いぞ。


ちなみにこの「ファイヤー・シミュレーション・ブック」はシリーズ物で、「病院火災」の他に「ホテル・旅館火災」「デパート火災」の全三巻が実在する。もちろん著者は森本氏だし、挿絵も岡本氏!ああ、実は物凄く欲しい!後に近代消防社から三巻とも出し直されたようだが、今はもう扱っていないらしい(そりゃそうだ)。誰か見かけたら教えて下さいまし。

2004/8/21 DOOM3攻略指南

どーにかこーにか最後まで辿り着いた「DOOM3」。ラスボス(たぶん)が倒せないのでインターネットのどこかに攻略でもないかと思い「DOOM3 攻略」で検索…すると、cnドメインのサイトばかりが引っかかる。今さら始めて知ったが、これは中国を示すんだそうだ。日本語のサイトはニュースを除いて全然ない。日本では人気がないのだろうか。

仕方ないので「DOOM3攻略指南」という感じのサイトを見て回ると、漢字なだけあって意味がなんとなく分かる、ような気がする。簡体になった元の文字が分からない事が多い。ただ、ラスボス攻略まではさすがになかった。

さて面白かったのがハードウエアの項目。PentiumとかWindowsという記述と照らし合わせると、コンピュータ用語はこんな意味らしい。

OS=処理系統
CPU=処理器
メモリ=内存
光学ドライブ=光駆
ハードディスク=硬盤
ハードウェアスペック=硬件配置

内存、というのはこれだけ見ると意味不明。光駆ってのはなんかカッコイイかも。

2004/8/16 ファミコンミニの執念

まず昨日のSuicaですが、白濁式カードを取り除いたら快調になりました!ああ、濡れ衣を着せてゴメンね…。
でもよく見たらいつの間にか「タッチ1秒!」というシールがあちこちの駅に貼られていました。やっぱり「買い物ができる」Suicaになってからスキャンの時間が長くなったのかな?出所は忘れましたが、前は「一瞬でも(0.1秒でも)止めればOK」というコメントを見た記憶があるので…。1秒って結構長いよ。

さてファミコンミニです。「消えた後継者」をクリアしました。内容は思った以上に人間関係がドロドロしており、なんとも凄いデキです。オトナ向けの「J.B.ハロルドの事件簿」並みかそれ以上の暗い話ですよ、ホント。



今回はそんなことよりファミコンミニの凄まじいカスタムぶりについてです。マニアならご存じのようにゲームボーイアドバンスはファミコンよりも画面のドット数が少ないため、何がしかの手段で情報量を減らす必要があります。ファミコンミニ第一弾の「スーパーマリオブラザーズ」とか「ボンバーマン」あたりは縦8ドットごとに2ドット間引く、という正攻法でやっていたのですが、これだとアルファベットやカタカナはどうにかなっても「ひらがな」は表示できません。

そこでまず「ファミコン探偵倶楽部partII・うしろに立つ少女」より、ファミコン版の画面とファミコンミニ版の画面を比較してみましょう。


これが元祖ファミコン版。256×240ドット(画像は都合で224ドット)。

ファミコンミニ版。ゲームボーイアドバンスのスペックに従い、240×160ドット。

アドバンスは画面の上下に液晶のない黒い隙間があるので、この画面ほど上下が詰まっては見えない。



横方向は黒い部分を単純に切っていますが、制約の厳しい縦方向は4つのアプローチでドットを減らしています。


・画面の上下、黒い部分を切る。
・画面下のメッセージ部分の濁点・半濁点の入る行を8ドット→5ドットに削減。
・画面右の選択肢を7個→6個に変更
・画面一番下の下向きの三角の位置を画面右下に変更(下の画面では出てませんが)


ちなみに絵の枠は両者全く同じ大きさで、情報の削減は行われていません。また、画面下のメッセージ領域は4行で、これも減らされていません。

注目すべきは3つ目です。ファミコンミニがバグまで再現していることからエミュレーションであることはほぼ事実だと思われますが、7行→6行の変更はエミュレーションだけで実現しているのではなく、元のソースにも手を入れていると思われます。エミュレーションだけでもできなくはないですが、ファミコンのソースをいじるほうがまだ簡単でしょう。4つ目もそうだと思われます。

これだけのことをしていることに驚いた、というより「そこまで検討するだけの売り上げが見込める」ということにちょっと驚いています。

今回紹介したのは「うしろに立つ少女」ですが、前作「消えた後継者」のファミコンミニ版は画面構成が違うためにまた別の方法で圧縮しています
こちらは紹介予定はありません。ネットに落ちてるスクリーンショットをよーく比較してみるとその秘密が分かるでしょう。「うしろに立つ少女」に比べると比較的単純ですが、元の雰囲気を残すためのこだわりは学ぶところの多いシリーズです。

2004/8/15 Suicaボンクラ疑惑

JR東日本の誇るICカード式プリペイド乗車券、Suica。最近これがやたらと通りが悪くなってきた。3回に1回はタッチしてもピーポーピーポーと鳴って止められてしまう。

ちょうど「買い物もできるSuica」に変えた頃からおかしくなったので、「なんだ読み取り方式が変わったのか、使えないなァ」などと思っていた。最初はスキャン時間が微妙に長くなったのだと思っていたが、だんたんとひどくなり遂に乗せても反応しなくなってしまうところまできた。駅によってはいつも通れる所もあるので自分のせいとは思わなかったが、SuicaのFAQをインターネットで見てみたら…


Suicaは電波によりデータのやり取りを行うため、次のように電波を妨げるもの(金属など電気を通すもの)がSuicaと読み取り部の間に、またはSuicaの近くにあると反応しない場合があります。
(中略)
ポイントカードなど、銀色地に白文字のリライト方式(白濁リライト方式)のカードと一緒にタッチした場合。


あー!!しまった!この間たまたま貰って珍しいから持っていた、某社の社員食堂のカード(使用済み)がこれだった!
定期入れから出せばよかったのか…。ていうかなんでそんなものをいつまでも定期入れに…。

実は自分のせいだったというオチであった。僕のバカバカ。
FAQにはおおまかにしか書いていないが、どうもコインや銀紙など金属全般がカードの至近距離にあるとよくないようである。

犯人(ボンクラ)は僕だった!
ごめんよ、Suica…。


でもSuicaは読み取りエラーを起こしたときの挙動が悪い。

・手前でタッチしても奥に進むまでエラーが出ない。
・エラーのとき「再度タッチして下さい」と表示が出るが、その場でタッチしてもダメ。引き返して一度完全に改札の手前に抜けないといけない。
・エラーが出ていても、後ろの人のSuicaが正常に読み取れるとなぜかそのまま通れてしまう(そして出札時にエラーになる)。

このせいでいろんなところで詰まっている人を見かける。頻繁にエラーを起こしたせいでSuicaと改札のエラー処理に詳しくなったのは収穫だった(負け惜しみ)。でも2番目は「その場で再タッチ」で抜けられるようにすべきだと思う。処理が難しいのかな。

2004/8/13 hentai

こういうメリケンの通販サイトを見つけました。(リンク先で18歳以上かどうか聞かれます)
http://www.jlist.com/
「a wonderful toybox of things from Japan!」とか書いてあります。アメリカ人向けの日本グッズ通販サイト、と解釈してよいでしょう。日本のグッズ、Tシャツ、お菓子、雑誌、マンガ、文具などが並んでいます。

日本のグッズとはゲタ、うちわ、風鈴、闘魂ハチマキ、洗濯板(なんだこりゃ)などの”もう日本では珍しい”系の定番グッズと、いわゆる食玩/ガチャガチャ系のミニチュアなどです。

「鬼畜米兵」と書かれたTシャツは一瞬どうかと思いましたが、「米」でないところに微妙な配慮があるのでしょう、きっと。でも「日本人彼女募集中」って…。

お菓子はグッズと違い、ポッキーとかサイコロキャラメル、ボンタンアメなど日本だとそのへんで普通に売ってるもの。ということは逆にアメリカでは手に入らないタイプのものなのでしょう。イイ線行ってます。

さて問題はこれからで、「18歳以上」を選んだ時に出てくる雑誌とマンガとゲームです。もうお分かりかと思いますが、エロです。日本語そのまんまのエロマンガとか雑誌、美少女ゲームが買えます。これがサイコロキャラメルとかと一緒に売っているということが衝撃です。

さらに細かい配慮に脱帽したのが、日本製の電子辞書も一緒に売っていることです。キャノンのワードタンクとかがエロ本の隣にあるのです。まさかこんな使い方があるとは思いませんでした。だってエロマンガ読みながら分からない単語を引くのに使うんですよ。しかし「美奈子先生・爆乳パニック”の”爆乳”なんて単語、訳せるんでしょうか。

ゲームはやや事情が違い、日本語版そのまんまのものもありますが、意外にも多くの英語字幕版が発売されています。声は日本語まんまのようですが、システムや文章、パッケージは英語化されています。そしてもちろん”uncensored”、すなわち無修正モザイクなしです。中には後から無修正にする修正パッチが出ていたりします。

日本文化は今やこうやって海外に渡っているのですね、小泉サン。

さらにこれら英語版「bishoujyo games」の米国での発売元、G−COLLECTIONSの掲示板では「”人妻姫クラブ”を一週間遊んだけど攻略が100%できなかった、○○のCGはどうしたら埋まるんだい」とか、日本の誇るコンテンツが海の向こうでセキララに楽しまれている様を見て腰が砕けます。


この「J−List」というサイト、アダルト系のいかがわしいサイトではなく「Japanese popular culture」とやらをアメリカに伝えるべく日本在住十年超のアメリカ人が始めたものであることが「About」を見るとよく分かります。その結果がこのラインナップ、というのが日本人としては何かとても心中複雑であります。

2004/8/12 ファミコンミニ第3弾

出ました第3弾。今回はディスクシステムから10本をセレクトしてくれました。任天堂が販売店向けに配っているディスプレイに「やっればやるっほど/ディスクシステム〜」という、ディスクシステムが現役だった頃に流れていたCMソング?の歌詞が書いてあります。もはやこの歌詞も今の子供には何のことだか分からないでしょうから、任天堂的にもこの第三弾はオヤジ向けの色が強いと思われます。

さて10本中個人的に想い出深いのは「ファミコン探偵倶楽部partII・うしろに立つ少女」です。ディスクシステムで最後に遊んだゲームがこれでした。なんで覚えているかというと、ディスクシステムの機械がヘタりかけていて手で回しながら遊んだからです。ベルトが伸びていて、最初に勢いをつけないと回らなかったんですね。ゲームそのものも面白かったですが、後編の完結と共に我がディスクシステムも息を引き取った、というのが想い出の正体です。

後に(1997年)ひっそりとリメイクされた「うしろに立つ少女」のスーパーファミコン版もありました。そちらも遊び、大変デキが良かったのですがやはり思い入れは元祖のほうにあります。やっとオリジナルがまた遊べる!しかもリメイクされなかった前作「消えた後継者」も一緒に出る!というわけで買ってしまいました。


はい、まず絵が凄まじくヘボいです。1988年(「消えた後継者」)、1989年(「うしろに立つ少女」)という年代を考えてもかなりヘボい。ヒロインのあゆみちゃんですらほとんど見ちゃいられない有様で、特に「消えた後継者」の頃の見てくれは田舎のイモ娘としか形容できません。当時のパソコンとファミコンを直接比べたらいけませんが、それでも「イースII」(1988年)のリリアと同世代、信じられません。ちなみに取説のあゆみちゃんはほとんど妖怪です。

後のスーパーファミコン版、こちらはあゆみちゃんが凄い美人になっていて違う意味でキモが冷えましたが、オジンは美しさよりノスタルジーを選ぶということでしょうか。発売3日で「ファミ探」の2本は軒並み売り切れでした。まあ、ムードを盛り上げる音楽とストーリーのテンポの良さ(と見た目によらない生々しさ)は今でもそれなりに楽しめます。「ファミコン」で「探偵」で「倶楽部」という冗談みたいなタイトルですが、それを吹き飛ばすだけの内容はあります。


それにしても「ファミコンミニ」の作り込みは凄いですね。「うしろに立つ少女」は画面の上下を切っただけのようですが、「消えた後継者」は濁点の入るラインを中心に巧みに画面を削り、人物の表示位置を調整することで違和感なくGBAの画面にファミコンの画面を収めています。一見して分からないところに開発側の努力がしのばれます。そこまでして再現する相手がイモ娘というのが、努力のベクトルを考えた時にちょっぴり悲しいのですが。


あと、「ファミ探」の他に売り切れが目立ったのが「謎の村雨城」と「パルテナの鏡」でした。タイトルごとに入荷数も違うんでしょうけど、この二つは世間での評判はイマイチ高くないのでちょっと意外でした。それでも当時は結構な数が出たはずだから、みんな懐かしさで買っちゃうんでしょうか…。

2004/8/8 メール返信というもの

かつて同人誌や同人ソフトの(=素人同士の)通信販売では、注文側も発送側もプロではないことから、郵便を送ってから1ヶ月は問い合わせをしない、というのがマナーであった。そんなふうに初心者向けの本には書かれていたものである。それとは少し趣が異なるが、Yahoo!オークションなどで落札、あるいは出品した後にやたらとメールの返信を急ぐ人がいる。

全体から見るとごく一部ではあるが、今は10人に必ず1人はいる。曰く「落札後2日以内(72時間、などバリエーションはあるが2〜3日)に返信がない場合はキャンセルとみなします」とか書いてあったりする。せせこましい話だ。もっともこれは出品側の書く文なので読んでから入札すればいいから問題とは言えないが、困るのはこちらの出品に対して返信を急ぐ人である。

こういう人は2日くらいで「まだ返信がありませんので再度送らせて頂きます」とか言って、毎日毎日送りつけてくる。凝った人になると毎回アドレスを変えてくる。別にだからどうということもないけれど、そこまで心配ですかアナタ。もちろん数万円のお金振り込んでから返信がないと不安なのは分かるが、そんな2日や3日ですぐ返信できるものではない。仕事で数日間くらいメールが使えないところに行くことだってあるのだ。せめて最初の日曜日までは待つくらいの余裕は持ってもらいたいもんである。帰って来てから苦情のメールが5つも6つもいきなり並んでいるとなんとも疲れる。

気になるのは、1年くらい前まではそんな毎日送ってくる人はいなかったのが、だんだんと増えだしていることである。2日とあけずメールを送る根性は見上げたものだが、いくらメールがすぐ届くからといって相手が毎日見られるとは限らないし、もとより返事は毎日書けるわけがない。こういう人を見ると「ああ、他にすることないんだなぁ」と思ってしまうのであった。

仕事であれば携帯に転送するなりモバイル環境を整えるなりの手段は(会社の金で)講じるかもしれないが、こちらは引っ越しに伴う荷物整理にオークション出品を利用したいだけのアマチュアなのである。そういうところが理解できない人が増えるのは気がかりだ。結局のところこういう人たちは他人の生活に対する想像力が欠けているということだが、単にパソコン人口が増えたことで目立つようになっているだけであると思いたい。

ああ、爺さんのグチのようになってしまった。もっともパソコンに触りだしてはや25年以上経っているから、世間では立派なパソコンジジイである。一応その自覚はあるつもりだが…。

2004/8/6 DOOM3インプレッション

買ってしまいました「DOOM3」。
日本語マニュアル版は8/12発売予定で、まだ出ていません。買ったのは英語版の輸入品です。

日本語のマニュアルがついているだけで8,190円というのはいかにも高いのです。ゲームそのものは日本語化されてないんだし、この手のゲーム(FPS)はマニュアルなんて読まなくても遊べる!もっと安い海外版がおトクのはず!しかも早く出る!ってんで探してみたら英語版が秋葉原のメッセサンオーで6,580円でした。わーい。
グラフィックは技術力とセンスの力で嫌なムード満点なのはさすが。レートはちょっと高めの17禁(アメリカにて)。

ゲームそのものは火星の基地の中をゾンビと化した研究所職員やエイリアンたちを肉にしつつ出口を目指すというオーソドックスな内容です。

血の飛び散り方などに10年分の進歩を感じますが、ゲームそのものはやっぱしDOOM、極めてありがちなエイリアンハントです。

グラフィックが良くなった分自分がどこにいるか分かりにくいため、ルートもうまく一本道になるよう作られていますから目先の敵をやっつけることに専念できます。そんなわけで、演出に力を入れている割にどこか単調です。

そのへんを気にしたのかどうか、主人公は海兵隊員のくせにPDAを持っていて、死んだ職員のPDAから情報を得られたりします。でもこれが当然英語。しかもほとんどどーでもいい内容(たまに暗証番号とか出てくる程度)。時々ムービーが入ったり、生存者と会話もできたりするんですが、やはりどーでもいい内容のせいで展開をかったるくしています。最初に敵が出てくるまでが長いぞ!

それより何より、僕にとってのDOOM(I〜II)は割と「明るく楽しくエイリアン&ゾンビをやっつけるゲーム」として好きだったのです。しかし「3」は絵が良くなったせいでとにかく雰囲気が暗くなり、どっちかと言うとQUAKEに近い感覚になっています。DOOMが好きな理由の一つにノリノリのFM音源のBGM(DOS版の場合)がありましたがこれもバッサリと無くなり、環境音とゾンビのうめき声ばかりの陰気臭いゲームです。

陰気臭く単調な上に戦闘もやや大味なきらいはありますが、ついつい先に進んでしまう魅力のあるゲームです。でもほとんど絵の力かも。こうなるとストーリーがよくわからんのが辛いです。せめて字幕くらいつけた日本語化をしてくれたらそっちを買ったんだけど。

ちょっとサターン末期の「ディープフィアー」を思い出してしまいました。それなりにスリルがあるので、あれほどつまらんゲームではありませんが。