HHE-36：MP3 Player

2012年8月16日木曜日更新

【概要】
aitendoで購入したMP3自作フルセット[4PMP3C] 2,480円です。
冨川さんが執筆している、BEACONのエレクトロニクス工作教室でも紹介されています「No.95 MP3プレーヤーキット」。

目的

夏休みの息抜きにと、組み立てだけで済み完成後には、音楽を聞きながら癒しの時間を過ごしたいとの想いです。

回路

回路に変更はありません。

加工

セットには説明書がありません。自作PCの組み立て同様、コネクターを接続してドライバーで固定する作業だけです。しかし、中国製にありがちな精度の悪さで、思いもよらぬ展開となりました。

コントロールパネル

コントロール基板をケースの前面パネルに固定すると、赤外線リモコンの受光素子がパネルにぶつかりきちんと入りません。
受光素子を取り外して高さを合わせます。受光素子のリードには、接触防止かパネルとの高さを合わせるためなのか不明ですが、約5mmのチューブがついています。再実装時には、使用しませんでした。ついでに黒一色のタクトスイッチをカラータイプに変更します。手持ちのタクトスイッチボタン長が約2mm短いため、タクトスイッチを浮かせて取り付けることにします。

MP3プレーヤー

MP3プレーヤー基板にケースの背面パネルを固定すると、USBコネクターが多少斜めにハンダ付けされていて、パネルにぶつかりきちんと入りません。また、USBまたはSDのアクセスランプ位置が合いません。さらには、コネクターが斜めになっています。唖然を通り越して・・・こんなものなのでしょうね。

60Wクラスのハンダコテを使ってUSBコネクターのハンダを吸い取り、一度取り外して再度実装します。厄介なのはコネクターです。このタイプのコネクターは、無理な力をかけるとピンがずれたり抜けたりします。愛用の15Wクラスのハンダコテで、急がずに素早く適当な力をかけてまっすぐにします。
また、動作確認したときに、下品なまでに明る過ぎる超高輝度赤色LEDが気になっていたので、柔らかな高輝度橙色LEDに取り替えます。部屋で聞くのに、赤色がチカチカしているのは癒されません。リードが長めなので、受光素子のリードに使用されていたチューブを再利用して接触防止としています。

実装

本来は約10分で完成するはずでしたが、約3時間かけての完成です。

基板

ケース

前面パネルを固定して、背面パネルを固定します。

利用方法

ACアダプターを差し込むと電源ONとなります。電源OFFはリモコンで行います。
また、リモコンの「Mode」ボタンは動作しません。恐らく、コントロールパネルのLED右側に表示されている、「FM」と「MP3」の切り替えを行うボタンではと思われます。

補足

ボタン	機能（短押）	機能（長押）	コントロール基板シルク印刷
赤	Previous Track	Volume-	PR/V-
黄	Play / Pause		P/P
青	Next Track	Volume+	NE/V+
茶	Repeat One / Repeat All		PREAT