■籠の中の鳥
トリと呼ばれる、近親相姦で障害者になった一族・・彼らは、障害と引き換えに魂を呼ぶ能力を身につけた<飛ぶ>・・
飛べないトリの主人公は、半端者。村人にも祖母にも相手にされない
めずらしく、ハッピーエンドなので、印象深い作品だった・・。
主人公は、研究者の人見の助けで、上京・・人として再教育され生きることになる・・
なんか、ホモくさいんだけどね〜この2人・・・。
こういう、伝説があること事体恐かった・・きっと、ほんとにあったんだろうな・・今もあるかも?
■恐怖の甘い物一家
お凉さまの自伝的ギャグマンガ・・
ご実家は、みなさん甘いもの好きとやらで・・・
納豆に砂糖・パンに砂糖・梅干に砂糖・おはぎに砂糖・・
う・・・「恐い!」
■月読み
天照大御神に、あこがれる月之男と、須佐之男。
月のように冷たく、太陽の陰の月之男は、天照に警戒され、明るく快活の風、須佐之男は、愛される・・
が、したたか女の天照は、須佐之男を裏切り、月之男を、翻弄しつづける・・
天照大御神が、「恐い」したたか〜・・月之男の刺青が、いろっぽーーい!!
■鬼来迎
地元に戻った主人公は、お手伝いさんとして、屋敷に入る。
そこで、見たもには、手のない、知恵遅れの少年・・
少年は、鬼におびえている。鬼とは、息子を助ける為に事故でなくなった夫の妻・・
少年の母だった・・・。
母の持っていた「棒」が、「恐い」・・・。あの「棒」をもって立ってる姿だけで、すさまじい虐待のイメージが襲ってくる。
■夏の萬話
公園で、仲間はずれの少女に出会った青年・・・
少女は、原爆の痛みを引きづる、魂だった・・・・。
子供が、はかなげで、「恐い」・・・きっとあじわった恐怖が、キャラに出ているのだと思う
お凉さんは、子供書くと、なんかみんな泣けてならない・・
なにかの犠牲者であることが多いから・・。
■私の人形はよい人形
千恵子と初子は、近所おあそび友達で共に6歳・・
初子の事故死の原因が、自分の子である後ろめたさから、千恵子の母は、高価な人形を供養に差し出すが、
欲得から、初子の祖母は、焼かずに保存してしまう・・そして、人形は千恵子を初子の元へ死へと連れていく・・
そして、数年・・人形はよみがえる・・
よくある、怨念の人形話しだけど。
千恵子の母が、「供養に人形あげたのに!!初子ちゃんに連れていかれた!」とか
「もともと、千恵子のボールをおっかけて初子は死んだ!あんたの子のせいだ!」とか、おまけにもったいないから人形をとっておくなんて
すごく、人間的で「恐い」。みんな、こんなエゴイスだから人形がおこるんだよ・・
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