世界の街角から 上海・朱角家・蘇州
蘇州 上海 朱角家
羽田〜上海〜朱角家
蘇州〜上海
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●2010年1月7日10時25分、定刻に羽田を飛び立ったボーイング767は順調に高度を上げ3500フィートで上海へ向かった。羽田から発着するアジア行きの国際線は基本的には団体専用のチャーター便だ。ANAのNH1281便もツアー会社がそれぞれに企画した団体専用の飛行機だ。羽田を飛び立つと遠くに富士山の姿が見えた。

NH1218NH1281

●上海空港〜市内散策
定刻の12時50分に上海(虹橋)空港へ到着。あっというまのフライトだ。
現地にはガイドさんとカメラマン(女性)の二人がお出迎えしてくれた。さっそくバスに乗り込む。
いつも日本で「はとバス」の最新型JバスもしくはGALAの機材に乗車しているのでやや古さと汚れが目に付く。上海の観光バスはおおむねこのようにきれいではない。

最初に訪れたのは泰康路にある「田子坊」という中国の古い工場跡を利用してできたおしゃれな路地を見学。
工芸品などのギャラリーやカフェなどが立ち並んでいる一角だ。

田子坊田子坊

田子坊田子坊

そのあと日本の銀座通りに似た「南京路」とその一本裏道にあたる「呉江路」を散策。
ツアーの参加者の一人は事前にガイドブックなどで調べてきたのだろう有名な屋台風のお店に並んで食べる順番を待っていた。
裏通りの「呉江路」は屋台が並ぶ庶民的な台所のような通りだ。今回のツアーは町内会の人も参加して和気あいあいの楽しい旅だ。

呉江路南京路

夕食は市内のレストランで上海料理だったがここが最悪の料理でがっかり、まるで中華風精進料理だ。上海蟹をオプション(200元・約3000円)で注文する人もいたがこちらはやめておいた。
レストランではこれからの旅でお世話になる現地の添乗員Rさんと記念写真を撮る。

レストラン中華風しょうじんりょうり





●中国の古い町「朱角家」へ
1月8日ホテルを9時に出発。この日は上海の郊外にある水郷古鎮の名所「朱角家」をたずねた。
ホテルからバスで約1時間くらいのところにある。この日は平日とあってか反対側は市内へ向かう車で道路は大渋滞。一般道路はバス、乗用車、トラックをはじめオートバイや自転車で大混雑。こちらの車はまるで自分がルール、クラクションがいたるところでなりっぱなし。無秩序な道路ルールにはびっくりだ。ガイド氏に聞くとこちらではレンタカーはないようだ。外国人がこちらで車を運転するにはよほどの勇気と度胸が必要だ。

やがてバスは静かな朱角家へ到着。広場に車をとめて町を散策をする。
石の太鼓橋を渡り向こう岸へ行くと中国らいし風景の家々が残っている。ガイド氏と愛嬌のいい女性カメラマンと一緒に現地の人と記念写真を撮る。

朱角家朱角家

朱角家朱角家

そのあと上海に戻りシルク工場の見学をする。昨年訪ねた香港のシルク屋さんとは違って実際にまゆから糸を取り出して作り上げるまでを工場の機械を使って紹介している。同行した知り合いがここで掛け布団を2枚購入した。
この建物の2階にあるのが今日のランチ場所だ。ここでは四川料理をいただく。昨夜の中華風精進料理と比べるとこちらはまあまあまともだ。
ランチのあとは人民広場、上海博物館を見学。上海博物館では5億円もする景徳鎮の焼き物を見た。中国で縁起のいい桃を鴉の絵がついている。

景徳鎮上海博物館

夕方からオプションで「中国雑伎団」の公演見ることにした。さすがに中国の特技だけあってアクロバットなどの演技はさすがた。
夕食は市内で広東料理をいただいた。こちらもまあまあの料理だった。

雑伎団雑伎団