世界の街角から 北京
雑伎団 雑伎団 雑伎団
万里の長城
天壇公園〜故宮博物院

2010年7月6日、成田から北京へ向けて飛び立つJL869の機材はボーイング767だ。
今回は事前にwebチェックインで座席を確保しておいたのでそれほど並ぶことなくスムースにチェックインができた。このツアー「これぞ決定版!北京5日間」(クラブツーリズム主催)の特徴はまず価格が安い。この日のツアー代金は29,800円と破格な値段だ。しかもホテルはスーペリアで全行程食事付き、北京の世界遺産を5か所も回るよくばりなコース。こんなに安くてもJLのマイレージはちゃんとついた。

発券機ボーイング767

●ホテル到着は午後11時すぎ
成田空港を定刻18:15に出発したJL869はラッシュになった滑走路の順番を待つ。この機の前にはニュージーランドへ行くときに利用するニュージーランド航空NZ90便のオークランド行きの機影がコックピットからのモニタに映し出されていた。
JL869はいまにも雨が降りそうな成田空港を飛び立ち一路、北京へと向かう。ソウル上空を通過し眼下には街のあかりがかすかに見えた。北京首都国際空港へはほぼ定刻の21:15に到着。現地ガイドの丁(てい)さんが迎えてくれた。今回のツアーは総勢22名の参加だ。さっそくバスに乗り込みホテルへと向かった。
空港から1時間弱の距離にあるホテルへは午後11時ちかくに到着。さあ明日から早起きして北京の旅のはじまりだ。

JL869北京首都空港





●明の十三陵〜世界遺産・万里の長城へ
7月7日、ホテルを7時30分に出発。まずは市内にある「北京動物園」のパンダ館を見学。
子どもずれの家族が大勢いる。やや薄汚れたパンダを見て次の目的地、「明の十三陵」へと向かう。

動物園パンダ

市内からやや離れているのでしばし車窓から北京の街を眺める。市内は慢性交通渋滞で時間がかかる。車の運転は自分本位で日本とはまったく違う。レンタカーはあってもこれでは運転は難しい。ガイドの丁さんいわく、中国のレンタカーはあまり発達していないとか。なんでも借りてそのまま返さない輩がいるらしいので保証料金がえらく高い。バスは高速道路を走り田舎町へと入っていく。この周辺は果樹園が多くバスの車窓からはさくらんぼなどの畑が見える。明の十三陵はその名の通り十三人の皇帝の墓がある。長い階段を登りそこから地下宮殿へと穴ぐらが続いている。皇帝の棺が安置されている地下を見たあと、ランチをとり午後は今回の旅で一番興味があった「万里の長城」へと向かう。

明の十三陵明の十三嶺

険しい山間の道をくねくねと走り、遠くに万里の頂上が見えてきた。今回は発達嶺という比較的歩きやすいところを訪ねた。周の時代、北方の異民族の侵入を防ぐ目的で建てられ、のちに秦の始皇帝が長城を連結して西方へ延長したという。東西全長6000kmもあるというからすごい。まさに世界遺産だ。

万里の長城



●オプションの雑伎団を鑑賞
夕食は1月に訪ねた上海旅行ではオプションだった北京ダックの店「全聚徳」でいただいた。
このツアーは金額のわりには料理もいい。そのあと四川省の雑伎団を鑑賞。上海で見た雑伎とは少し出し物が異なっていて面白かった。ガイド丁さんの知り合いが雑伎団の団長だというので特に最前列のVIP席を確保してくれた。こういうガイドにあたるとラッキーだ。オプションはひとり3,800円。


雑伎団雑伎団

雑伎団雑伎団