世界の街角から
モンマルトル
ブルゴーニュ/モンサンミッシェル
ムフタール通り
パリ祭・セーヌ川
インターネット環境
2006年7月、成田を定刻11:25に出発したNH205便は順調に飛行をつづけパリ(シャルルドゴール空港)へほぼ予定の16:30に到着した。パリは二度目の訪問だが十数年前のことでやや不安があった。問題なく入国審査を通過し現地ツアー係員の待つ到着ロビーへ。いくつかのホテルを回ってチェックインまでしてくれるので不安がない。最初に到着したのが私たちの宿泊する「ホテルクイーンメアリー」というプチホテルだ。空港から約40分ほどで到着。夕食を外でとろうとしたがこの日はサッカーの優勝決定戦。フランスとイタリアの試合とあって街は大にぎわい。ガイドさんのアドバイスで今日は外にでないようにした。フランスが勝っても負けても暴動化する恐れがあるのでじっと我慢!

ホテルクイーンメアリーホテルクイーンメアリー


クリニャンクール、モンマルトル、カルチェラタンへ
パリ市内にはいくつかの朝市(マルシェ)が立つ。今回はクリニャンクールの市を見に行くことにした。地下鉄を乗り継いで最寄りの駅へ行く。外に出ると街が汚れていてとてもパリとは思えないところだ。露天商が並び衣料品やみやげものを売っているが何となく品質に不安。そうそうに立ち去る。

地下鉄で帰る途中、モンマルトルに立ち寄ることにした。ここはサクレクール寺院がありパリ市内が一望できるいい場所だ。地下鉄を降りて地上へ出るといかがわしい女性が目に付く。この一角は売春などがはびこるところが一部にあるので注意したい。ただほんの一部なのでそこを抜けると住宅地や雰囲気のいいカフェなどが建ち並んでいる。サクレクール寺院から見るパリはやはり一見の価値がある。すばらしい風景がここで堪能できる。
寺院に立ち寄ったあとモンマルトルの街を散策する。以前訪ねたときとだいぶ様子が変わっていた。キャンバスに絵を描いている人たちはすでに商売人となっていて、昔の素朴さがなくなってしまった感じ。絵描きさんたちが集まる一角にカフェがあったのでそこで一休みしながら道行く人をウォッチング。最近は韓国からの観光客が目立つ。街をのんびり散策し、帰りは汽車型トラムに乗って下の街まで降りた。

クリニャンクールモンマルトル

モンマルトルパリ

午後は地下鉄を乗り継ぎ、学生の街カルチェラタンへ向かった。駅を降りると懐かしい風景が見える。ちょうど心地よさそうなカフェがあったのでお昼をとることにした。黒板のメニューには、たぶんランチだと思う内容が書かれ12ユーロと表示されていたのでこれを注文した。たっぷりした洋なすの上にハンバーグのようなお肉がたっぷり、サラダもたくさんついている。ものすごいボリュームと味に大満足。

今回の旅は「ダ・ビンチ・コード」の映画に出てきた風景を見ることにあった。カルチェラタンのムフタール通りの北側にあるサンチェチェヌ・デュ・モン通りの教会脇の道がすばらしい。雑誌に掲載された切り抜きを持って同じ場所を探し当てた。そのうれしさのあまり、近くを通る外国の人にも教えてあげるとみんなびっくりして同じ場所から写真を撮っていた。 次は、映画の中で「ローズライン」という子午線に出てくるサンシェルピス教会へと向う。サンジェルマン・デ・プレ界隈にあってカルチェラタンから歩いて行ける距離。こちらは教会の中にも入れるので「ローズライン」のシーンを思い浮かべながらひっそりと静まりかえった教会の中へる。 今日は午後5時半にまどかさんがホテルに来られるので地下鉄で戻ることにした。

ランチムフタール通り

教会パリの地下鉄