世界の街角から
モンマルトル
ブルゴーニュ/モンサンミッシェル
ムフタール通り
パリ祭・セーヌ川
インターネット環境

ブルゴーニュのワインツアーに参加 朝7時30分、「My bus社」の大型バスは10名足らずの乗客を乗せてブルゴーニュへ向かった。天気も上々。現地まで片道4時間の長距離だ。
ドライバーも2名で交代しながら運転を続けた。ブルゴーニュに入るといくつもの村があって、それぞれが独自のブドウを栽培している。ジブレーシャンベルタン村でバスを降り、ブドウ畑を散策する。さすがにフランスを代表するワインの産地だ。丘の麓からどこもかしこもブドウ畑。 その近くにあるレストランで昼食をとる。それぞれ好きなワインを注文して食事を楽しんだ。

シャンベルタン村シャンベルタン

その後、バスはボーヌへ向かう。ここは「オスピス・ドゥ・ボーヌ」という貧しき者のための宮殿がある。当時医者にかかれない農民のために建てた病院といったところだろうか。それぞれのベッドと毛布、プライバシーを守るしきりがあって当時としては画期的なところだったという。庭には修道女たちが薬草を栽培して病人の回復に役立てていたとか。 最後はロマネコンティ社の見学。地下の貯蔵庫にはたくさんのワイン蔵があって代表的なワインを試飲させてくれる。

オスピス・ドゥ・ボーヌワイナリー

帰路も同じ道を通ってパリ市内まで戻った。午後8時前に到着。まだ空も明るいのでチュイルリー公園の大観覧車に乗り(一人6ユーロ)パリの街を空から眺めた。遠くにサクレクール寺院の教会が見える。反対側にはパリを代表するエッフェル塔が見える。この時期のパリは午後10時過ぎまで明るいので一日がとても長い

パリの観覧車サクレクール寺院



モンサンミッシェル日帰りツアーに参加
7月12日は、「みゅうバス社」主催のモンサンミッシェル1日観光に参加した。7時30分に出発した大型バスはほぼ満席。モンサンミッシェルは人気コースのようだ。参加者全員日本人。今日はパリに長期滞在しているMさんも同行してのツアーだ。

バスはパリの外周を走る環状高速からノルマンディ地方へ向かう高速道路へと入る。2時間程走ったところにあるガソリンスタンドで休憩。日本ではサービスエリアと呼ぶがパリの人はガソリンスタンドと呼んでいる。ガソリンスタンドの隣にはカフェ、お土産、飲み物などを販売する建物があってその中にトイレもある。パリ市内のトイレはすべて有料。カフェによってはお茶を飲んでもトイレは別に50チーム(1ユーロの半分)とるところもあるので日本とは大違いだ。高速道路内のトイレは無料。面白いことにフランスでは女性用トイレが満員のときは自由に男性用トイレを使えることになっている。初めての人はびっくりするがこれが当たり前のようだ。

バスは丘陵地帯をいくつも抜けると遠くにピラミッドのような島が見えてくる。モンサンミッシェルだ。ユネスコの世界遺産にも登録された修道院は年に数回、大満潮時には海に浮かぶ小島として知られ「西洋の驚異」と呼ばれている。バスを降りて急な登り坂を歩く。両側にはお土産屋が並びちょうど江ノ島のような感じだ。坂の一番上にあるレストランで昼食。ここの名物「泡の入ったオムレツ」を食べる。ものすごい大きさなので一つを4人でわける。食べると味もそっけもない感じでお世辞にもおいしいとは言えない。名物にうまいものなしだ。
その後、修道院の中を添乗員の説明を聞きながら見学する。各国の言語に翻訳されたパンフレットが入り口にあり、説明を聞きあとでパンフレットを読むと内容がよく理解できるので持ち帰ることをおすすめする。 建物のてっぺんには大天使ミカエル(サン・ミッシェル)の金ぴかな像が掲げられている。ミカエルは「剣と秤」をもっていてよい行いをされた人は天国、悪いことをした人は地獄へ振り分けるという役目を担っているとか。

モンサンミッシェルオムレツ

まどかさんとランチミカエル

帰りのバスの中では添乗員がパリのとっておきレストランの説明をしてくれた。本来なら三つ星レストランだけどまだ登録されていないので穴場だという。いつもカフェで簡単な食事だったので試しに話題のレストランへ行くことにした。面倒な注文もミールクーポンになっていて日本語のメニューの中からチョイスするだけ。翌日の午後7時半に予約を入れてもらった。一人65ユーロで前菜からデザート、洋酒、コーヒーとすべて入っているのであとはチップをいくらかおいていくだけ。店の名前は「pomze」(ポムズ)。