MSX同人ソフト紹介(2/14)

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BU-2

(詳細不明、情報募集中)



JEWEL MASTER

1991年・2DD×1・



3DダンジョンタイプのRPG。さらわれた妹ケイトを救うために、家宝の鎧を来て迷宮に挑むサラが主人公。
この時期には割とよくあったタイプのゲームで、その中では丁寧に作られているほう。
マニュアルにマップ4までの地図が載っている。


CABINET

スペインのサークル。「PENTARO ODYSSEY」「PENTARO ODYSSEY2 THE ISLAND」の2本のみを確認。

PENTARO ODYSSEY

1997年?・2DD×1・



「ペンタロウ・オデッセイ」と読む。どう考えても「ペン太郎」なのだろうが、この日本人からすると全く分からないネーミングセンスはやはりコナミの影響か。こうしたよく分からない日本語の使い方は海外のソフトにちらほらと見られる。

ゲームはスクリーン4による滑らかスクロールを使ったジャンプアクションゲームだが、操作のクセが強くて非常に難しい。どことなく「忍者くん・阿修羅の章」のMSX2版を思わせる内容。プロテクトが異様に固い。

PENTARO ODYSSEY2 THE ISLAND

1999年・2DD×1・



「PENTARO ODESSEY」の続編。スクリーン4による滑らかスクロールと割と綺麗なグラフィックは健在。ジャンプの空中制御が効かないのも相変わらずで、着地点を見極めないとすぐに死ぬ。難易度はとにかく高く、最初の武器を取るだけでも一苦労である。

1は裸のフロッピーだけで売っていたが、本作からやたらと豪華なパッケージがついた。マニュアルもヨーロッパらしく多言語に対応!とは言え、さすがに日本語はない。


CatHat

「学級戦国+α」「学級戦国2」「予定外の殺人」をTAKERUでリリースしたサークル。

予定外の殺人

1995年8月12日・2DD×1・500円・



いわゆるノベル物…だが、正直言って全然面白くない作品。肝心のシナリオの筋が通っておらず、ソフトベンダーTAKERUで売られていた中ではかなり評判が悪かった。


CATCH22

コンパイルの「ディスクステーション」(1988〜1991年)のユーザーが作ったサークル、と思われる。後の「ODS」の創刊にも関わっているようで、時々名前を見かけた。
ディスクステーションの休刊前に数本のソフトを出している。



Dza・Dza[改良版]

1990年・2DD×1・



同時に4人までプレイ可能なRPG風スゴロクゲーム。自分のターンごとにサイコロを振って、移動できる量が決まる。
一番に迷路を抜けたものが勝ち。マップは全員で共通なので、抜きつ抜かれつの展開となる。
こうしたゲームは多人数での駆け引きが楽しいので、1人でも遊べるもののいささか寂しい。
ディスクステーションにも体験版が掲載されたことがある。



なまむぎレンジャー

1991年8月?・2DD×1・



CATCH22の出していたディスクマガジンの第6号らしい。「なまむぎレンジャー」というのはこの号だけの名称で、他の号にもそれぞれ変な副題?があるようだ。
新作ソフト「iz・zard」の予告、パズルゲーム[Piz]、他にテキストコーナーなど。


C-CUT

(詳細不明、情報募集中)



MARMALADE II++

1992年8月・2DD×1・



「マーマレード II++」と読む。
元はPC-8801用の同人ソフトである「MARMALADE II PLUS」。見てのとおりのブロック崩しではあるものの、なぜか弾が撃てるため壊れないブロックの陰以外はすぐに壊せてしまう。
面がある程度進むごとに女の子のCGが表示される。

マニュアルに「ゲーム部分をなるべく忠実に移植した」とあることからも分かるように、システムは原作通りながら一枚絵は書き下ろしとなっている。


ChirorinHouse

「チロリンハウス」と読む。TAKERUで推理物アドベンチャーゲーム「日曜はメランコリー」「希望島の殺人」を発表していた。
この他に、クロスワードパズル用ユーティリティ「クロネコの単語」、FM-TOWNS用アイコン集「CHIRORIN MATES」なども発表している。

「希望島の殺人」はMSXで発売後、FM-TOWNS版も発売されている。



希望島の殺人

1995年2月7日・2DD×1・1000円・



「日曜はメランコリー」の続編となる推理物アドベンチャー。絶海の孤島にパーティを装って集められた人々が、実は復讐のために一人ずつ殺されていく…という、おなじみの設定である。
基本的に一本道なので、選択肢をマメに選んでいけば必ず最後まで到達できる。
作りも丁寧でシナリオも割と良く出来てはいたものの、最後の最後に出てくる謎解きがほぼダジャレだったのが強烈だった。


Compjoetania

オランダのサークル。「コンピュータニア」と読む(jを発音しない)。音楽と簡単なプレイヤーのみを収録したソフトを中心としてリリースしていたようだ。



Noise Disk

1991年?・2DD×1・



22曲を収録した音楽ディスク。数曲あるゲームミュージック以外の内容はよく分からない(洋楽だろうか)。MSX-Audioがなくてもとりあえず聴くことはできるようだ。



JUDGEMENT OF SOUND

1993年・2DD×1・



MSX-MUSIC及びMSX-Audio対応(というかAudio必須)の音楽ディスク。内容はゲームミュージックや洋楽のコピーが多い。傑作なのがESCキーで終了した後にあるスタッフロールで、一人一人の名前に対して裁判官が「Guilty(有罪)」とか「Not Guilty(無罪)」とか判決を言い渡していく(Audioがないと声が出ない)。どうもこの判決は毎回ランダムのようで、妙に笑える。


CONNECT LINE

パソコン通信上で発表されていたCGをまとめて「Digital Arts collection」シリーズとしてソフトベンダーTAKERUでリリースしていた。

Digital Arts Collection vol.1,3,5,7,9,11,13

1994年3月30日・各2DD×3・







面倒なので7本まとめて紹介。16色のCGを集めた奇数番と、多色(256色以上)のCGを集めた偶数番からなっていたため、MSXでは奇数番のみのリリースであった。
収録CGは全てPC−9801などMSX以外の機種で描かれたCGらしく、MSXでは左右が切れていたりドットを間引いたりする形の収録がされている。
一応メニュー画面から各CGの表示とコメントを読むことができる。vol.13のみタイトルCGにロゴが入っていない。


Decolation Disk

「Decolation Disk」の発行元。「Decolation Disk」は単体での発行はなく、NV内の投稿作品である「ミニミニDM」として続いていたもの。
会報的な存在として「DDBook」があり、こちらは紙媒体(同人誌)で15号程度発行されていた。
メンバーの単体ソフトを出す母体でもあったようだ。



のとすCG集

1997年5月3日・2DD×1・



「のとす」氏の個人CG集。NVマガジンのタイトル画面として投稿された絵が多く、NVロゴが入っているものが多い。1995〜1996年のものが主体。鮮やかな色彩が目を引く。

このCG集はもともと画像ファイルとテキストだけだったものが、後になってきちんとメニューや音楽が入れられたもの。
冒頭のテキストでは日付が1997年1月とあるが、システム周りを作り直したためかマニュアルでは5月になっている。

また、ペンネームを変更する前後のCGが収録されている関係で、絵の隅のサインが混在している。


DELTA−Z

鎌倉高校物理科学部(現:PCC)から生まれたサークル「Xray」の後輩たちが作ったサークル。「Fighter's RAGNAROK」1作のみのリリース。「2」も開発途中であったが、完成しなかったらしい。開発途中で見せてもらった2のグラフィックはかなり良かったので、残念。

Fighter's RAGNAROK

1997年8月24日・2DD×1・1000円・



「ファイターズラグナロク」と読む。
いわゆる「ストリートファイターII」タイプの格闘ゲーム。MSXでこのタイプのゲームを作るのは性能上苦しいのだが、割とよくまとまっていて結構遊べる。

ビットマップで(スプライトを使わずに)キャラクターを描写しているため、MSXの性能上大きさが小さめである。
そのため、細かい当たり判定は分かりにくい。全体的に力押しで勝ててしまう程度のゲームバランスになっている。

Xrayの後輩だけあって音楽が非常に良い。「怒羅ェ門」なんてのがいるのは、同人らしいご愛嬌。


DEVICE

(詳細不明、情報募集中)



SPACE EXPLODER

1991年・2DD×1・



縦スクロールシューティングゲーム。音楽がカッコイイので期待させてくれるが、敵のアルゴリズムが妙に直線的でメリハリがなく、非常に単調になってしまっている。
一応面の終わりにはボスがいるがこれまた直線的な動きで、なんというかゲーム製作記事のサンプルのようなデキである。
2面も音楽は全く同じ。とはいえ、パソケット時代のゲームとしてはマシな方ではある。


Do-RAGON SOFTWORK.

「ドラゴンソフトワーク」と読む。その名前とは裏腹に、MSX本体の修理や、ツインVDPカートリッジ「GOBLIN」などで有名であった。大阪のMSXサークルは他のサークルと一緒に物を作ることが多く、どれが誰の作品なのやら分からないことが多い。

DOS1生活者のカユイトコ

1994年?・2DD×1・

名前の通り、MSX−DOS1用のツール集。便利に使った記憶があるが、やはり注目すべきはこのネーミングだろう。

SARUとQ!

1998年・2DD×1・



割とサラっと作った感じのクイズゲーム。名前は往年の深夜番組「カルトQ」より。この時期としてはあまり特徴もなく大して面白くないゲームだが、不正解の時のワザとらしいサルの顔より、正解の時の微妙な微笑みのほうがなぜか嫌な感じで印象に残る…。

でかちん刑事

2000年・2DD×1・



「でかちんでか」と読む。アトベンチャーゲームだが、ストーリー的な分岐はない。
大阪のMSXユーザーが無意味にオールキャストで登場する。ただ、一人だけ登場する女性だけがイラストになるので違和感が凄くて笑える。

シリアスなのかギャグなのかいま一つはっきりしないシナリオで、あまり盛り上がらない。
ついでにタイトルの意味もとってつけたように最後に解説されるだけ。みんなで作ってみたかった、らしい。


EAST SEA

韓国のサークル。パソコン通信「MSX天国(PARADISE MSX)」から派生したそうだ。この名前を見て、日本海を東海と言い換える「日本海呼称問題」を思い出す人もいるだろう。が、別に大して関係はないらしい。

ハングル文字ばかりで書いてある内容を理解できないのが心苦しいが、やはりオランダあたりのソフトと比べると絵のセンスなどに日本人には通じるものがあることを感じさせる。

EASTSEA DISK MAGAZINE #1

1997年・2DD×1・



ディスクマガジン第1号。困ったことに文章が全然読めないのでレビューが困難だが、絵はやはり日本のアニメ絵に強い影響を受けているのが分かる。ヨーロッパでも影響を受けた絵を見ることがあったが、ツボの飲み込みが違うのか韓国の方が一枚上手であった。

EASTSEA DISK MAGAZINE #2

1998年・2DD×1・



第2号。写真付きのレポートが充実している。あちらのMSXイベントのものらしい。ハングルを勉強する機会がなかったので、オランダ語よりも分かりにくいのが辛い。ごめんなさい。



Pink Pot

発売年度不明・2DD×1・



ブラックジャック。勝つと女の子がちょっと脱いだりする。
ルールとしては相手のカードが常に丸見えなのが珍しい程度。

日本でもよくあったタイプの同人ソフトなので言うべきことがないが、儒教の国でこの内容、というのはいろいろ問題があるのではなかろうか。
とりあえず脱衣シーンについては掲載を見合せた。女の子のセリフも当然ながら全てハングル。過激なことを言っていたらどうしよう、というのがあってこれも載せていない。


きりがSOFT/Teamぷらんくとん/EDEN/Sweet Pastel/VAN!VAN!相撲界/土偶部

やたら沢山名前があるが、全部同じ人のサークル。あまりに頻繁に名前を変えるので、中には本人が忘れてしまったものまであるらしい。
きりがSOFT時代のものについては所持していないため、ここでは触れない。初期は「らいなーと」というディスクマガジンを出していた(10号以上続いたらしい)。

単体作品として出た「無敵戦士ヤジウマン」を始めとする実写のアトベンチャーゲームの人気が高かった。
技術力は低め。どの作品もほぼオールBASICで、音楽もない。それが個性になっているのがこのサークルの強みであった。

オールザッツ富永高校探偵部

1993年?・2DD×1・



ごく一部に根強い人気を誇る「富永高校探偵部」シリーズの総集編。第一作の「富永高校探偵部」のみTAKERUで売られていて購入したが、テンポも悪いし話も面白くない。正直、何が面白いのか全然理解できなかった。しかし「BLUE EYESカーニバルvol.2」でリメイクされたりしているので、分かる人には分かるのだろうか。

無敵戦士ヤジウマン

1995年・2DD×3・



MSX2+以降専用の実写物アドベンチャーゲーム。事故によって死んでしまった少年「山下太郎」は、科学者の手によって蘇り「ヤジウマン」として活躍する!

完全に一本道で、たまに3択の入力があるがシナリオが変化したりすることはない。ギャグ満載のシナリオと体を張った演技によるシュールなアニメーションが大いに人気であった。私も、この作品がなかったら同人ソフトの道にハマることもなかった。総プレイ時間は30分程度、でも満足度は高い。

誤字脱字を修正したバージョン違いが複数存在する。

まぢかる☆ぱぁる

1997年・2DD×1・



Sweet Pastel名義の作品。童話っぽさを目指して作られたらしい…が、あまり印象に残らない内容。むしろメニューから見られるクッキーの作り方に変な力が入っているほうが記憶に残る。この作品だけBGMがついている。

BISEIBUTU BEST SELECTION vol.1

1998年・2DD×2・



NVマガジンに1994〜95年に3回に渡って連載された「宇宙刑事シリーズ」の総集編。「ヤジウマン」と並ぶ人気作品で、こちらを推す人も多い。宇宙からきたスカウトマン「アリス」(右画面のダルマ)によって悪と戦う宇宙刑事となった「けんた」の物語。

各話の冒頭で少年向け・成年向けのテキストを選べて、微妙に表現が変わる。

vol.1とあるが、別にvol.2があるわけではない。そんな企画そのものがないことが対談の中で語られている。

狂った青春

1998年・2DD×2・



実写モノアドベンチャー。シングルレコード風のジャケットで、BGM用にカセットテープがついていた。
「テツオ」と出会ったMo’Reeこと「ワイルド」のアホな青春劇。ギャグではあるが、ちょっと抑え気味の渋い笑いになっている。

「ワイルド」の七色のアフロは「アフロ犬」よりも早かったことは特筆すべきだろう。
…いや、それしか書くことがないわけじゃ、ないよ?

パンとニール

2001年・2DD×1・



「土偶部」と「Sweet Pastel」の二つのブランドが書かれているが、童話調の少し寂しいお話。「まぢかる☆ぱぁる」に比べると雰囲気が抜群によい。淡々と進むお話には特にオチもないが、結構お気に入り。巨人を起こすのに爆弾を使うセンスだけは謎だ。

ポスト・モダン・ガール

2001年・2DD×1・



伝説的にヒドい出来だった「天使たちの午後」MSX版のスタイルをパクった18禁アドベンチャーゲーム。これだけがコマンド選択ではない「文字入力式」のアドベンチャーゲーム。

「天使たちの午後」らしさとしては、CGが一色だったり、使わない(使えない)コマンドが並んでいたり、「さぁ!Let’s LOVE!!」という意味不明なスタートだったり、理解できない単語に対して「いまは、できません。」と微妙な返答をする所など、主に悪いところをピックアップして模倣している。

内容は18禁ソフトに対するあてつけのようなハチャメチャぶり。一応フラグを立てていくとエンディングとなる。支離滅裂だが、なかなか笑えるゲームであった。ちなみに、第二弾・第三弾となる予定だった「コンクリート打ち込み」「UFO GALL」も作りかけのまま同時収録。こちらは輪をかけて意味不明な内容。


ELEMENTAL SOFT

1990年に設立され、MSX用のソフトを数本リリースしていたサークル。ゲームの他に「超弩級万能音楽ツール・エクセリヲン」というツールもリリースしており、こちらのほうが知られているかもしれない。エクセリヲンは他サークルの同人ソフトにも利用実績があり、初期のFM音源ドライバとしては優秀であったと聞く。
MSXの後はPC-9801→Windowsと乗り換え、比較的最近(2005年頃)までソフトを発表していた。



PALL MITH
1991年5月・2DD×1・500円・



「ぱるみす」と読む。一筆書きパズルゲーム。
主人公「パル」を操って、通るたびに数の減る数字ブロックを全部消すとクリア。全50面。

数字ブロックの他に、一方通行や遠隔移動などの特殊なブロックもある。解けないときのために特殊効果を起こす「魔法」を使うこともできるが、無くてもクリアできるようになっているそうだ。MSX2用の他にPC-8801用も同年8月に発売されている。



超刑事ファイティング☆ベル


1991年12月・2DD×1・500円・



選択肢の多い古典的なアドベンチャーゲーム。自然保護のためならどんな悪も厭わない秘密結社「地球の明日を考える会」と、超能力「ご都合主義」を持った超刑事ベルウィードの戦いを描いた物語である。
システムが重くてテンポがいまいちよろしくない。

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