2009年7月15日から10日間のフランスツアーに参加した。成田〜ミュンヘン〜ニースと飛行機を乗り継ぎ、ニースへ着いたのは現地時間の20：50だが日本では真夜中だ。ホテルはニースとカンヌの中間にありバスで約30分ほどかかった。ホテルに入るとそのままベッドへまっしぐら。

●ニース〜モナコ
ホテルからバスでニースへと向かう。フランスはバカンスの季節だがニースへ入ると道路は平日とあってか渋滞になっていた。昨夜到着した空港を過ぎるとバスの車窓からニースの海岸線が見えてきた。さすがに南フランスの避暑地だ。海の色と空の色が真っ青で海岸に沿った道路は高級ホテルが並んでいる。すべてオーシャンビューの部屋ばかりだ。
ここで現地のガイドさんが乗り込み、マルシェ（朝市）やコートダジュールの海岸を散策する。マルシェでは野菜や果物、魚介類などが売られていた。あまりにも安いので「さくらんぼ」を買うことにした。「ボンユール」と声をかけるとお店の女性も明るい声で応えてくれた。





歩き疲れたので海岸に面したカフェで「レモンプレッセ」をいただく。さすがに南フランスは暑い。今日のランチは「ニース風サラダ」だ。なにがニース風？と訪ねたらニンジンの赤がこの地方の屋根の色に似ているとか。（本意はわからないが）。その後バスは一路モナコへと向かった。
途中、山の中腹には世界の富豪、有名人の別荘が建ち並んでいる。「あの別荘はジョーン・コネリー」、「あそこはロジャー・ムーアさんの別荘だ」とか聞き慣れた名前がポンポンと出てくる。日本の別荘とは桁違いにすばらしい。

モナコは正式にはモナコ公国と呼ばれ海に面する3km、幅300m前後の小国だ。面積はバチカンについで2番目に小さい国だ。風景は映画の世界に飛び込んできたような感じで、なんとなく見たことのある場所（映画で）がいたるところにある。





帰りは同じ道を戻るが途中、エズに立ち寄る。モナコとニースの中間に位置しているエズは鷲の巣村とも呼ばれ南フランスを代表する観光地のひとつだ。先日、テレビ「トランスポーター」を見ていたらここエズの橋を黒のBMWが走るシーンが出てきた。映画のロケ場所としても最適地がいっぱいありそうだ。今日の泊まりも昨日と同じカンヌのホテルだ。