世界の街角から フランス10日間の旅
エズ コートダジュール ニース
ニース〜モナコ
エクスアンプロバンス
モンサンミッシェル
オンフルール〜パリ

●港町オンフルール〜パリ
9:00にホテルを出発したバスは、一路オンフルールへと向かった。港には船やヨットが係留され、港町特有のひなびた雰囲気が漂う。オンフルールは木組みの家が建ち並ぶ古い街で木造のサント・カトリーヌ教会など独特の建築も多い。今日のランチは港の近くのレストランだ。メニューはポーク料理。前菜のエビとトマトがおいしかった。

オンフルールオンフルール

オンフルールオンフルール

その後、バスは一路パリへと向かった。約3時間でパリの市内に入る。エッフェル塔、ノートルダム寺院、オペラ座、コンコルド広場などを車窓から眺める。そしてセーヌ川クルーズをバトームッシュで観光した。ホテルは市街地からやや離れている場所にあるホテルだ。夕食はホテルからバスで市街地へ向かい、小さなレストランでチキン料理をいただく。


セーヌ川セーヌ川


●パリ自由行動〜カルチェラタン
今日は一日自由行動。ホテルからオペラ地区までは地下鉄7号線で乗り換えなしだ。そのまま行けばカルチェラタン方面へ行ける。今日は自由行動なのでカルチェラタン周辺を散策することにした。地下鉄を降りると見慣れた風景が目に入ってきた。たしかこのあたりにマルシェがあるはず。さすがにピッタリだ。一昨年訪ねた場所は今も変わらない。マルシェで果物を購入し、通りに面した小さなカフェでコーヒーを飲みながら道行く人を眺める。いかにもパリらしい風景がここにはある。

カルチェラタンのどこにいても必ず目に入るのが壮大なドームを誇る今回パンテオンだ。今回は初めてこのパンテオンに入ることにした。クリプト(地下墓地)には、ヴィクトル・ユーゴーをはじめ、ジャン=ジャック・ルソー、キュリー夫妻、エミール・ゾラ、アレクサンドル・デュマといった、フランス史に多大な貢献を与えた偉人達が眠っている。

その後、お昼のランチを近くのレストランでいただく。定食を注文するが、定食のメニューの中には、前菜、メイン、デザートとそれぞれ複数あって選択しなくてはならない。当然ここは地元の人しか利用しないような小さな店、分からないなりにメニューに書かれている単語をたよりに注文する。隣にはフランスの若い女性(先生っぽい人)が同じように定食を食べているので、たぶんあれと同じかもと勝手に想像しながら待つ。ここはワインとコーヒーが同じ値段だ。

午後はノートルダム寺院を見学、そしてセーヌ川をしばし散策。この日も暑い。パリでは数年前からバカンスに行けない人たちのためにセーヌ川沿いに海岸と同じような施設(パラソルやシャワーなど)を設け、レジャーを楽しんでもらっている。夕刻、観覧車に乗ったりしてパリの一日を過ごした。夕食は自由食なので以前訪ねたことのある「ZEN」へ。ここはラーメンなど日本食のお店だ。7時開店とあるがまだ6時前。やむなく近くのカフェへ入り、ここでも道行く人を眺める。帰りは地下鉄でホテルまで戻ってきた。


カルチェラタンカルチェラタン

カフェカフェ

セーヌ川セーヌ川


●あっという間の10日間
いよいよ帰国の日だ。9:30にホテルを出発。パリからミュンヘンへ行き、そこから国際線で成田へと向かう。今回のツアーで使用した機材はルフトハンザのエアバスだ。国際線ではミュンヘン〜成田なのでA340-600を使用。座席前にはモニタもなくヨーロッパの航空会社では一番遅れている。その分ツアー代金が安かったのではないだろうか。ヨーロッパ線では10時間以上もかかるのでエコノミーでもモニタは必須だと思う。翌日、成田へは10:25ほぼ定刻に到着。あっという間の10日間だった。